「現実的なオプションのひとつだ」サバデルSDが香川真司への関心を認める!「カガワにとっても魅力的」

2020年10月02日 サッカーダイジェストWeb編集部

契約解除成立後にオファーの準備か

サラゴサ退団が決定的な香川。スペインでのプレー続行を希望している。(C)Getty Images

 ラ・リーガ2部のサラゴサに所属する香川真司は、クラブとの契約解除に応じ、退団が決定的とされている。そんななか注目を集めているのが、本人が移籍を希望しているというスペイン国内クラブの動きだ。

 現地時間10月1日付けの現地紙『MARCA』は「カタルーニャのクラブ、サバデルはシンジ・カガワを待っている」と報じている。

「サバデルはシンジ・カガワの獲得を強く望んでいるクラブのひとつであり、クラブの経営陣も良い機会だと考えているようだ。彼らはサラゴサと契約解除が正式に成立したタイミングを待ち、彼を引き入れようとしている。

 サッカーとプライベート、スペインでふたつ生活の継続を望むカガワにとっても魅力的な選択肢のひとつになっているだろう。もし契約が成立した場合は、サバデルにとって、指宿洋史、田邉草民に続く3人目の日本人プレーヤーとなる」

 また、現地メディア『El diari digital de Sabadell』は、サバデルのホセ・マンサネラSDが香川への関心を認め、このように語ったと伝えている。

「現在のクラブの関心は、既存のFWと争うことのできるCFと、我々のニーズに応じたアタッカーだ。カガワはまだサラゴサの選手だと認識している。ただ、(契約が解除されれば)市場にいるほかのプレーヤーと同様、現実的なオプションのひとつだろう」

『MARCA』紙によれば、サバデルは契約解除が成立した後、年俸10万ユーロ(約1250万円)でのオファーを提示する見込みだという。サラゴサとの契約解除には、来シーズンの年俸が60万ユーロ(約7500万円。50万ユーロと報じる現地メディアもある)に満たなかった場合、その不足分を支払うという項目が含まれるとされ、その条項を利用しての獲得になるようだ。

 はたして、香川はサバデルのユニホームに腕を通すことになるのだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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