「スピーディーに切れ込んだ」ドリブル突破が光った乾貴士にスペイン紙がチーム最高評価!初先発の武藤嘉紀の出来は?

2020年10月01日 サッカーダイジェストWeb編集部

チームは4戦勝ちなしも…

ともに先発で同時にピッチに立った武藤(左)と乾。 (C)Getty Images

 現地時間9月30日に行なわれたラ・リーガ第4節で、乾貴士と武藤嘉紀が所属するエイバルは、ホームで昇格組のエルチェと対戦。0-1で敗れ、開幕4戦勝ちなしとなった。

 この試合で、乾は4試合連続、武藤は移籍後初の先発出場。ラ・リーガ史上初めて、同じチームの2人の日本人が同時にピッチに立つことになった。

 やはり、同胞がピッチにいるのが心強いのだろうか。乾が立ち上がりから果敢な仕掛けで攻撃を牽引すれば、武藤も右サイドからのクロスにドンピシャのヘッドで惜しいシュートを放つなど、見せ場を作り出した。

「2人の日本人は勇気づけられた」と綴ったスペイン紙『AS』は、乾に単独のチーム最高評価となる「星2つ」(3つが最高)を付与。武藤との連係からチャンスを作り出した18分のプレーを次のように評した。

「ウイングのイヌイは、スピードに乗ったドリブルでエリア内に切れ込み、意図的なクロスを供給したが、フィニッシャーがおらずボールは横切っていった」

【動画】スペインメディアも称賛!乾貴士が披露したキレキレドリブルはこちら
 また、同じく全国紙の『MARCA』も、逆サイドのペドロ・レオンとともにチーム最高の「星2つ」の評価。武藤は両紙とも「星1つ」だった。

 チームは3連敗となったものの、2人のサムライ戦士の動きは悪くなかった。次節、10月3日に開催されるバジャドリー戦で今シーズン初勝利に導く活躍ができるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

 

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