「試合の状況を理解していない」久保建英は“クローザー”に不向き? 現地紙が厳しい評価を下した理由

2020年10月01日 サッカーダイジェストWeb編集部

「ポゼッションを必要としていた」

アラベス戦で75分から途中出場した久保。ここまで4試合で最もインパクトを残せなかった。(C) Rafa HUERTA

 現地時間9月30日に開催されたラ・リーガ第4節で、ビジャレアルはホームでアラベスに3-1と勝利した。

 中2日という過密日程ということもあり、ローテーションで先発起用も予想された久保建英は、4試合連続のベンチスタート。3-1と2点リードして迎えた75分から1枚目の交代カードとして出場したが、得意ではない左サイドでの起用ということもあり、試合終了間際にエリア内に持ち込んでシュートを放ったシーン以外は、インパクトを残せなかった。
 
 スペイン全国紙『AS』の評価も「星1つ」(3が最高)。低調なパフォーマンスに終わった理由を次のように綴っている。

「チームがボールポゼッションを失った時間帯に、フィールドに入らなければならなかった。また、彼自身がプレーすべき試合の状況をよく理解していなかったのも理由だ。彼はポゼッションを必要としていた」

 2点差を維持してゲームをクローズする状況で投入されたものの、短い時間で何とかアピールしようとした久保。そこにギャップがあり、上手くプレーできなかったということだろう。

 いずれにしても、勝負がほぼ決した75分からの出場で何かを残すのは難しい。次節、現地時間10月3日に開催される強豪アトレティコ・マドリー戦でのアピールに期待したい。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【動画】久保建英が鮮やかなターンを披露!アラベス戦のハイライトはこちら
 

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