小林悠のヘッドが決勝弾!1-0で川崎が湘南に競り勝つ

2020年09月27日 本田健介(サッカーダイジェスト)

前半の1点でスコアは動かず

決勝点を決めた小林。DFに競り勝ってヘッドを沈めた。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

[J1第19節]湘南0-1川崎/9月27日/BMWス

 J1の19節が9月27日に行なわれ、Shonan BMW スタジアム平塚では、湘南と川崎が対戦した。

 ホーム湘南のシステムは3-5-2。GKは谷、3バックは右から舘、石原広、田中聡、5枚の中盤のセンター3枚は右から茨田、金子、齊藤、右ウイングバックに岡本、左ウイングバックに古林、2トップには石原直、松田が入った。 

 一方、首位の川崎は通常と変わらずに4-3-3。GKチョン・ソンリョン、最終ラインは右から山根、ジェジエウ、谷口、車屋、中盤はアンカーに守田、インサイドハーフに脇坂、田中碧、3トップは右から家長、小林、旗手の並びとなった。

 試合はホームの湘南が積極的な立ち上がりを見せる。しかし、川崎は落ち着いて試合を展開すると、18分に先制ゴールを決める。相手エリア内右で田中碧の後方からの浮き球のパスを受けた家長はダイレクトでクロス。これを中央にいた小林がDFと競りながらヘッドで決めた。

 その後は5バック気味の湘南が守り、川崎が攻める構図が続く。もっとも川崎は決定機をなかなか生み出せず、湘南は44分にカウンターから、松田の右からのクロスを齊藤がヘッドで狙うも、わずかにゴール左に外れた。
 ハーフタイムで両チームはひとりずつ選手交代。川崎は左SBの車屋に代えて登里、湘南は左ウイングバックの古林に代えて鈴木を投入した。 

 52分に川崎は左の守田からのクロスを家長がヘッドで合わせるも、ゴールの右に逸れる。

 一方、湘南は56分、齊藤から右サイドで岡本がパスを受けるとクロス、逆サイドで茨田が合わせたシュートはGKチョン・ソンリョンがセーブし、こぼれ球を狙った石原直のシュートもジェジエウがブロックした。

 その後も両チームともゴールを目指すもスコアは動かず。1-0で首位の川崎が勝利。勝点を53に伸ばした。

取材・文●本田健介(サッカーダイジェスト編集部)
 
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