【FC東京】「このチームでタイトルを…」55歳になった長谷川健太監督は鳥栖戦でのリベンジを誓う!

2020年09月26日 サッカーダイジェストWeb編集部

監督通算200勝まであと2つ

指揮官として198勝105分125敗の成績を残す長谷川監督。(C)SOCCER DIGEST

 FC東京の長谷川健太監督は9月26日、試合の前日練習を行ない、その後オンライン上で会見を行なった。

 昨日誕生日を迎えた長谷川監督は、「改めて55歳になったからといってコレということはないですが、東京に来て勝ちたい、このチームでタイトルを獲りたいという気持ちは強くなりました。55歳でもこうして現場で指揮を執れている。いろんな支えてくれた人たちに感謝したい」とJ1制覇へ意欲を燃やした。

 翌日の19節は敵地でサガン鳥栖と対戦。8節の前回対戦では、ホームで先制を許し2-3で敗戦している。

 そんな鳥栖について長谷川監督は、「非常に組織的で詰められている。鳥栖の中断以降再開後は非常に良い形で戦っているのだと思います。彼らが思った通りの結果というのは出ていないのかもしれませんが、内容はどの試合も得点が取れていて、手応えを感じていると思う。

 前節のセレッソ大阪戦同様に難しい試合になると思います。我々は前回対戦では鳥栖にホームで負けています。さらにアウェーでは昨季、最後の最後で逆転されています、そういう意味でも非常に難しい対戦になるのかなと思っています」と警戒する。
 
【動画】D・オリヴェイラ&アダイウトンの2発で快勝!前節のC大阪戦ハイライト

 1試合消化試合が多い3位のFC東京は前節、2位セレッソ大阪との直接対決を2-0で制して勝点差1まで詰め寄った。その一方でアディショナルタイムに森重真人がイエローカードをもらい、鳥栖戦は出場停止となる。

「自分が出たら活躍すると思ってトレーニングを、準備をしてくれる選手がいるのは心強いですが、やっぱり森重という存在は我々チームにとって非常に大きいと思います。彼が出るか出ないかは我々にとっては大きいポイントになると思います」

「ただ、試合に出ない時でもしっかりとチームをサポートしてくれる選手ですので、今は怪我で戦列を離れていますが、東(慶悟)を含め、髙萩、森重というのは自分にとって欠かせない選手だと思っています」

 指揮官はメンバー外となった選手たちも併せての総力戦だと語る。

 さらに、厳しい状況に置かれても「もちろん優勝は最後まで目指していきたいですが、こればかりはどうしようもない。目の前の勝点を取って、1試合1試合続けていくしかない。選手たちも充分それを理解して、続けていくしかないと分かっていると思います」と、いつもと変わらず試合に取り組むことの重要性を説いた。

 長谷川監督は、監督通算200勝まであと2つと迫っている。

「これも1試合1試合の積み重ね。1つでも数多く東京で勝利を積み重なることができれば幸せだと思います」

 27日の鳥栖戦で前回対戦のリベンジを果たし、勝点11差ある首位川崎との差を少しでも詰めてプレッシャーをかけたいところだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 

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