J１リーグは９月23日、各地で第18節の９試合を開催している。ノエビアスタジアム神戸で19時３分キックオフで行なわれているヴィッセル神戸対サガン鳥栖の一戦は、神戸が２－１でリードして前半を折り返した。

　神戸のスタメンはGKに前川黛也、DFは右から西大伍、大﨑玲央、トーマス・フェルマーレン、酒井高徳と並び、MFはセルジ・サンペールをアンカーに、アンドレス・イニエスタと山口蛍がインサイドに入り、FWはドウグラスを１トップに古橋亨梧と郷家友太がシャドーという構成になった。

　神戸はトルステン・フィンク監督が退任して迎える初の公式戦で、イニエスタが躍動している。

　開始９分、イニエスタが右サイドでボールを収めると、そこからペナルティエリア内に侵入。態勢を崩しながらもゴール前にパスを送ると、競り合ったドウグラスが後方に落とし、山口蛍が狙い澄ましたシュートを突き刺し、神戸が先制に成功する。
 

　17分に鳥栖の金森健志に１点を返されるものの、再びイニエスタが魅せる。20分に今度は左サイドを突破すると、ペナルティエリア内に侵入。DFと競り合いながらもGKとポストのわずかな隙を突いて、強烈な左足のシュートを叩き込み２-１と再びリードを奪った。

　イニエスタは今季14試合目にして初ゴールをマークした。

　神戸はその後ゲームを落ち着かせると１点リードのまま前半を折り返した。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部