「サラゴサに緊急事態」なぜ香川真司はPSMに出場しないのか? 「25日までに2人のうち片方を選ぶ」と現地紙

2020年09月22日 サッカーダイジェストWeb編集部

2部のEU圏外枠は2つのみ

去就が注目されている香川。本人は残留を望んでいるようだが…。(C) Rafa HUERTA

 スペイン2部のサラゴサに所属する香川真司の去就が注目されている。

 本人は残留を望んでいるものの、1部昇格が叶わなかったことで、高額なサラリーが負担となり、クラブは放出も検討していると見られている。

 そんななか、地元紙『Heraldo』が9月21日、「サラゴサの5日間の緊急事態」と題し、EU圏外枠の行方について報じた。
 
 記事によれば、スペインの移籍市場は10月5日までだが、2部では2つに定められているEU圏外枠を使用する選手は、今月25日までに登録する必要があるという。

 サラゴサは、14日にウルグアイ人FWガブリエル・フェルナンデスがセルタから加入。そのため残りは1枠となり、香川とブラジル人FWライ・ナシメントのどちらかを放出する見込みだという。

 香川には、2部のラージョ・バジェカーノ、フエンラブラダ、ログロニェス、さらにカタールのクラブなどからの関心が伝えられている。記事は、この日本代表MFがプレシーズンマッチに一度も出ていないのは、「(売却のために)怪我をさせないためように見える」とも綴っている。

 はたして、サラゴサは金曜日までにどんな結論を下すのか。その動向に注目が集まっている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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