【横浜】「周りの人がいい仕事をしているおかげ」3試合連続ゴールのエリキは謙虚に感謝!ただ2試合連続で後半は…

2020年09月19日 サッカーダイジェストWeb編集部

ブラジル人トリオが躍動

ここ3試合で4ゴールと好調のエリキ。写真:山崎賢人(サッカーダイジェスト写真部)

[J1リーグ17節]鳥栖1–3横浜/9月19日(土)/駅前不動産スタジアム

 前節で連敗を3で止めた横浜F・マリノス。この試合は前線のブラジル人トリオが圧倒的な力を見せつけた。

 ゴールショーの幕開けは開始わずか40秒。ティーラトンからのロングボールを受けたエリキはゴール前で左足一閃、力強いシュートがゴールネットを揺らした。勢いに乗った横浜はさらに13分。ティーラトン、エリキとパスが渡り、最後はジュニオール・サントスがジャンピングボレー、ボールはポスト左に当たりながらもゴールに吸い込まれた。

 そして1点を返された34分、3点目を奪ったのはブラジル人トリオのリーダー格でもあるマルコス・ジュニオール。右サイド水沼宏太のクロスに身体を投げ出し上手く足で反応。これが昨季の得点王の今季10点目のゴールとなった。

 先制点を奪い、自身3試合連続ゴールとなったエリキは、試合後に「すごく嬉しい」と素直に喜びを語ったうえで、「今に始まったことではないが、コーチングスタッフはじめマリノスに関わる人がいい仕事をしているおかげ」と周囲のサポートに対する感謝を伝えた。
 
 ただ一方で、キャプテン喜田拓也も「後半も決めきるチャンスがあった」と話したように前節同様、前半に3点を奪いながら、後半に追加点を挙げられなかったことは、さらにレベルを目指すチームにおいての反省材料となった。この課題をしっかりとクリアし、次戦以降、相手により脅威を与えられる攻撃を実現できるか。

 なにはともあれ、この試合も中2日と厳しい日程で迎えたなかで、手堅く掴んだ勝利は非常に大きい。アンジェ・ポステコグルー監督も「タイトなスケジュールの中でよくやってくれた」と選手たちを称賛した。

 今後はアジア・チャンピオンズ・リーグも再開し、移動も含めよりタイトなものとなっていくだろう。だが、2試合連続で3ゴールを奪い2連勝と、徐々に勢いを取り戻しつつある。昨季王者の意地を見せ、ここからJリーグを派手にかき回していけるか注目だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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