ヴィッセル神戸の元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタが16日、自身のSNSを更新。少年時代の秘蔵カットを披露し、世界中のファンの間で大きな話題となっている。

　強豪バルセロナから、数々のタイトルをひっさげ神戸へ電撃加入し早２年。日本で３シーズン目を戦う世界のスーパースターは今季、開幕から11試合中10試合で先発し順調にシーズンを送っていたが、８月19日の柏レイソル戦で右足首を負傷。それから５試合連続で欠場が続いた。それでも今月12日のFC東京戦に途中出場で復帰を果たし、１点ビハインドで迎えた後半アディショナルタイムにはFKから劇的な同点弾をアシスト。いきなり大仕事をやってのけた。16日に行なわれるセレッソ大阪との一戦では、久々の先発復帰も期待される。

　そんなイニエスタが16日、SNS上でバルセロナの育成組織、ラ・マシア時代の写真を公開。12歳で名門の扉を叩いた彼の初々しい姿が印象的な１枚だ。コメントにはスペイン語と日本語で、「ラ・マシアに入ってから24年が経ちました。色々なことを学んで、素晴らしい道を歩ませてもらえた時代です。本当に感謝の言葉しかありません！」と綴っている。
 

　これには大きな反響があり、ファンからは次のようなメッセージが寄せられている。

「なんて可愛いんだ！」
「歴史に残る」
「天才！あなたの謙虚さは素晴らしい」
「栄光に満ちたとても素敵なキャリア」
「永遠の８！」
「この子が4つのCL、9つのリーグ、2つのユーロ、そしてW杯を制し、さらにはこのW杯の決勝戦で得点するとは、誰が考えただろうか？」
「あなたはこれからもずっと私のキャプテンです」

　リオネル・メッシや、昨年引退し現在はカタールのクラブで監督を務めるシャビ・エルナンデス氏と並び、ラ・マシア史上最高傑作の１人も言われるイニエスタ。彼の人生において、12歳での出会いはあまりに大きなものだったことが分かる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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