「カマダは残る!」鎌田大地とフランクフルトの契約延長交渉がようやく決着へ。「すぐにサインするだろう」

2020年09月16日 サッカーダイジェストWeb編集部

現地メディアもやきもきしていた様子

PSMにはコンスタントに出場していた鎌田。2021年までの現契約を延長する方向で話は固まるようだ。 (C)Getty Images

 現地時間9月15日、ドイツ各紙が鎌田大地とフランクフルトの契約延長について、とうとう話がまとまったようだと報じている。

 ドイツ紙『BILD』は、「カマダは残る!」というタイトルを掲げ、「ここ数週間続いていたクラブとのポーカー(駆け引き)は終わった」と伝えている。

「新契約でようやく事態は前に進むのか? 我々の掴んだ情報によれば、アイントラハトは日本人プレーヤーとの新たな契約が合意に達しそうだという。このままだと新シーズンを終えたとき(2021年6月末)、彼の契約は満了するはずだった。しかし、これが延長されることになった」

 また、この契約延長交渉は昨シーズン終了前から行なわれていたようだが、ここまで長引いたのは、代理人ふたりの「意向の相違」だったようだ。
 

「トーマス・クロートは交渉が始まる当初から、アイントラハトへの残留を勧めていた。だが、同胞であるロベルト・ツクダは新型コロナウイルスの影響を受けた条項を含むクラブ側の提示に戸惑い、他のオファーを待っていたようだ。今ではすべての関係者が同じ方向を向き、この問題は収束している」

 現時点では延長交渉の詳細な内容は報じられていない。だが、ドイツの移籍情報サイト『FUSSBALL TRANSFERS』もこの件を「カマダからのハッピーなニュースだ」とし、「ゴンサロ・パシエンシアがシャルケへのレンタル移籍(1年、買取オプション付き)が決まった一方で、ダイチ・カマダはアイントラハトに残る。すぐにサインするだろう」と伝えている。

 20-21シーズンのブンデスリーガは今週末に開幕する。鎌田、そして長谷部誠が所属するフランクフルトは19日、堂安律が加入した"昇格組"ビーレフェルトとホームで対戦する。果たして、背番号「15」の今シーズン初ゴールが見られるだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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