武藤嘉紀がエイバルへ1年のレンタル移籍!スペイン1部でプレーする12人目の日本人選手に

2020年09月16日 サッカーダイジェストWeb編集部

今シーズンのラ・リーガ1部を戦う日本人選手は4人に

ニューカッスルでは構想外となっていた武藤。新天地で輝きを取り戻せるか。 (C) Getty Images

 現地時間9月16日、ラ・リーガ1部のエイバルは、ニューカッスルから日本代表FW武藤嘉紀を1年レンタルで獲得したことを発表した。背番号は12で、契約期間は今シーズン終了まで。現地報道によれば買い取りオプションは付帯されていないようだ。

 2018年夏にブンデスリーガのマインツからイングランドに渡った武藤は、しかし満足な出場機会を得られず。1年目はプレミア17試合で1ゴール、スティーブ・ブルース監督の下でほぼ構想外となった昨シーズンは8試合でノーゴールに終わっていた。

 迎えた今シーズンも、ブルースの続投により戦力には数えられておらず、移籍が濃厚視されていた。古巣マインツへの復帰なども取り沙汰されていたが、アタッカーの強化を目論むエイバルとの利害が一致したようだ。

 周知の通り、このバスクのスモールクラブには在籍通算5年目(リーガ6年目)を迎える乾貴士が所属している。スペイン初挑戦の武藤にとっては心強い存在だろう。

 これで、今シーズンのラ・リーガ1部を戦う日本人選手は、乾、久保建英(ビジャレアル)、岡崎慎司(ウエスカ)、そして武藤の4人となった。歴代で見ると、1部では12人目のサムライ戦士となる。

 イングランドで苦しんだ28歳のアタッカーが、"情熱の国"で再び輝きを取り戻すか。乾とのコンビとともに注目が集まる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 

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