ビーレフェルト加入の堂安律、カップ戦でドイツデビューも見せ場作れず。4部チームに敗れる

2020年09月15日 サッカーダイジェストWeb編集部

1点を取り返せずにDFBポカール敗退

ドイツデビューを飾った堂安。(C)Getty Images

 現地時間9月14日、DFBポカールの1回戦が行なわれ、オランダ1部のPSVからレンタルでビーレフェルトに加入した堂安律がドイツデビューを果たした。

 4部リーグのエッセンとの対戦で、堂安は4-3-3の3トップ右で先発。今シーズン初、そして移籍後初の公式戦となった。背番号8は前線のクロス、ソウコウと連係してポジションを入れ替えながら、得点のチャンスを伺う。

 しかし、先制はエッセンだった。試合は31分にロングフィードの対処に追われ、ゴール前でバタついたビーレフェルトの隙をついたエッセンのサイモン・エンゲルマンが流し込んで1点を奪う。

 追いかけるビーレフェルトは後半開始から2枚を入れ替え、積極的に攻勢を仕掛ける。51分には堂安が右サイドからパスを受けてシュートを放つも、これはポストに当たってしまう。

 その後も攻勢を強め続けるが、1点が遠いビーレフェルト。だんだんとラフなプレーも目立つなか、68分にコルドバがペナルティエリアギリギリ外で倒され、FKを獲得。しかし、ハーテルの放ったキックはポストを叩いてしまう。弾いたところをシュートで押し込むも、これはコーナーに逃げられ、最大のチャンスを逸した。

 どうにか1点を取り返したいビーレフェルト。堂安は78分にノエル・ニーマンと交代でピッチを去る。得点に繋がるような見せ場を作ることはできなかった。

 試合はそのまま0-1で終了し、今季ドイツ1部に昇格したビーレフェルトが敗れている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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