「この夏は80kgだった」“太り過ぎ”でR・マドリーのスタッフを怒らせたアザール、必死に減量中! しかし合流は…

2020年09月14日 サッカーダイジェストWeb編集部

激しいウエイトトレーニングに挑んでいる様子

代表チームに合流するも、出番は与えられなかったアザール。 (C)Getty Images

 レアル・マドリーに所属するベルギー代表FWエデン・アザールは現在、代表ウィークを終え、クラブに合流している。

 8月7日に行なわれたチャンピオンズ・リーグのラウンド・オブ16の第2レグでマンチェスター・シティ戦を終えたR・マドリーは敗退が決まり、チームはそのまま休暇に入った。その後アザールは9月初頭にネーションズ・リーグに挑むベルギー代表チームに招集されている。

 代表チームに合流する前、アザールは仏紙『L'Equipe』の取材に対して、自身の体形変化についてこのように述べていた。

「(太ったのは)事実だ。隠すつもりはない。ただ、バケーション中はバケーション中だよ。いつも5kgは太っていた。ただ、すぐに太って、すぐに痩せる体質なんだ。リールで18歳の頃は72~73kgだった。筋肉が増えて75kgになって、調子が悪い時は77kgだった。今年の夏は80kgになったけれど、10日ですべて落とした」
 

 しかし、9月5日に行なわれたデンマーク戦、8日のアイスランド戦ではともにベンチ入りしたものの、出番は与えられなかった。チームを率いるロベルト・マルチネス監督は、デンマーク戦の後に「彼がプレーできるかどうか、我々には分からない。ただ、彼は完全な状態ではない」とコメントしていた。

 そして代表ウィークを終えたアザールは、プレシーズンを控えたR・マドリーに合流。しかし、そのぽっちゃり具合は「太り過ぎ」とクラブスタッフを激怒させたようだ。完全な状態に戻るまでには「数週間を要する」と判断されたという。

 現在は、ピッチでのチームトレーニングからは離れ、室内でのマシントレーニングに勤しんでいるという。クラブの公式チャンネルに紹介されている動画内では、ガレス・ベイルやルーカス・バスケスらとともに汗を流す様子が公開されている。英紙『The Sun』は「数ポンドを落とすために必死にウェイトトレーニングに励んでいる」と伝えている。

 今後は、アザールの様子を見ながらチームに合流するようだ。昨シーズンに負傷を繰り返した原因に夏のコンディション調整失敗を指摘されていた29歳は、今シーズンこそ、万全な状態で真価を発揮することができるだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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