【J1採点&寸評】仙台0-3大分|攻守両面で絶大な存在感!6戦ぶり白星を引き寄せたストッパーをMOMに!

2020年09月14日 小林健志

仙台――ポジションバランス、試合運びに難点

【警告】仙台=関口(76分) 大分=なし
【退場】仙台=なし 大分=なし
【MAN OF THE MATCH】三竿雄斗(大分)

[J1リーグ16節]仙台0-3大分/9月13日(日)/ユアスタ

【チーム採点・寸評】
仙台 4.5

後半の入りの時間帯など相手を押し込めた時間帯もあるが、数名のコンビネーションによる攻撃がほとんどで相手が対応しやすく、試合終盤は間延びしてまたも大量失点。ポジショニングバランスや試合運びの拙さを改善しなければならない。

【仙台|採点・寸評】 
GK
27 ヤクブ・スウォビィク 5

三平に股を抜かれたシュートは止めたかったが、あとの2失点はカウンターを受けたもの。多々あったファインセーブが無ければもっと失点を重ねていた。

DF
36 柳 貴博 4.5

前半は対面の選手の突破を何度も許し、失点も自身のサイドから。後半立ち上がりはいくつか縦突破を見せたが、クロスの精度が低く決定機を演出できなかった。

39 金 正也 4.5
積極的に縦パスを出そうという攻撃の起点としての意識はあったが、思うように決定機までつながらず、守備では強さを見せられず、押し込まれ続けてしまった。

23 シマオ・マテ 4.5
金との間のスペースを使われたり、相手のカウンターを止めきれなかったり、3失点の責任は当然ある。ただ、後半は間延びして、見なければならないスペースがあまりにも広すぎ、彼の良さが生きる展開ではなかった。

2 パラ 5
後半はいくつか独特のリズムのドリブル突破から決定機をつくり、なんとかしようという姿勢は見せたが、守備では相手に食いつき過ぎてスペースをつくってしまった。
 
MF
26 浜崎拓磨 5(86分OUT)

攻守にハードワークではできていたが、人に食いつく守備が仇となり、相手の攻撃陣にうまくスペースを使われてしまった。

5 椎橋慧也 5(59分OUT)
決定機をつくり出すパス出しを試みるも思うようにいかず、守備でもリスク管理の甘さが目立ち、相手にペースを握られる要因をつくった。

29 アレクサンドレ・ゲデス 5
トップ下に入るも攻守で思うように機能せず、関口投入後は右サイドへ回るも、シュートは1本にとどまり、効果的な動きは少なかった。
 

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