J１リーグは９月13日、各地で16節の７試合を開催。ユアテックスタジアム仙台では、ベガルタ仙台対大分トリニータの一戦が行なわれた。

　試合は序盤からアウェーの大分がサイド攻撃を中心に仙台を押し込む展開。そして34分、テンポのいいパスワークで左サイドを攻略した大分は、三竿雄斗からのクロスを三平和司が押し込んで先制する。大分が１点をリードして前半を折り返す。

　迎えた後半は仙台が大分の背後を突く展開が増え、ホームチームが反撃を見せる。しかし、決め手を欠き得点には至らない。

　すると大分は80分、仙台の最終ラインの背後に抜け出した知念慶がGKとの１対１を制して追加点をゲット。大分がリードを広げる。さらに大分は85分にも自陣からのカウンターで知念がボールを収めると、タイミングよくラストパス。抜け出した田中達也がGKとの１対１を制して３点目を奪う。一気に勝負を決めた。

　結局、試合は３-０でタイムアップ。大分が敵地で６試合ぶりの勝点３を手にした。大分は勝点を16に伸ばした。仙台は同11にとどまっている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部