「彼がいれば間違いない」ハリルホジッチ氏がかつての教え子・長友佑都に太鼓判!「こんな模範的な例は…」

2020年09月13日 サッカーダイジェストWeb編集部

プレイステーションをやっているわけではないそうだ(笑)

フランスの強豪マルセイユに加入した長友。(C)Getty Images

 同じ日本代表のサイドバック酒井宏樹も在籍するフランスの強豪マルセイユに移籍し、俄然注目が集まっている長友佑都。そんななか、フランスメディア『Le Phoceen』では元日本代表監督のヴァイッド・ハリルホジッチ氏が長友について語っている。

 2015年から3年間、結成された"ハリルジャパン"。長友は左サイドバックの不動のレギュラーとして活躍を続けた。一方、現在68歳のハリルホジッチ氏はモロッコ代表の監督を務めている。

「122キャップを誇るマルセイユの新左サイドバック長友佑都は、サムライブルーのレジェンドだ。彼の行動とメンタリティは、彼の指揮下にあったすべてのコーチから称賛されており、現在のモロッコの監督もそうである」と前置きされた記事内において、同氏はかつての教え子を次のように振り返った。

「彼は左でプレーする右利きだが、両足を均等に使うことができる。並外れたプロ意識のおかげで肉体的にも非常にキレがあり、運動量がすごい。すでに知っている酒井に似ている。佑都は模範的なチームメイトであり、力になるでしょう」

 やはり長友の代名詞とも言える豊富なスタミナを称え、その献身性を高く評価している。そして続けて、日本人ディフェンダーの規則正しい生活にも触れている。
 
「彼のライフスタイルは模範的だ。朝、昼、夕方に何を食べればいいのかを知っている。それは彼の整えられた体調が証明している。寝る前には30分ほどストレッチをする。一晩中プレイステーションをやっているわけではないそうだ(笑)。こんな模範的な例はほとんど見たことがない」

 日本代表監督時代、体脂肪率を厳格に管理していたことでも知られる同氏だが、"プロフェッショナル"な長友には一目置いていたことが分かる。最後には、彼の存在の重要性を改めて説明した。

「彼をフリーで獲得したんだろ?だから、マルセイユへのプレゼントだ。メッシやロナウドとは言わないが、彼がいれば間違いはない。彼はマルセイユへ観光気分で来たわけではなく、クラブのために全てを捧げるつもりだ」

 昨季2位となり、今シーズンはチャンピオンズ・リーグにも出場するマルセイユ。昨日34歳の誕生日を迎えた長友にはサイドを駆け回り、まだまだ世界中を沸かせてほしい。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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