【J2】北九州が愛媛を下し首位の座へ!長崎が痛恨の敗戦で2位後退、3位徳島は小西雄大のゴラッソで上位追撃

2020年09月09日 サッカーダイジェストWeb編集部

前節までの2位と3位は手堅く勝利

チームを勝利に導くゴールを奪った町野。写真:山崎賢人(サッカーダイジェスト写真部)

 J2リーグは9月5日、各地で18節の11試合を開催。首位のV・ファーレン長崎は敗れ、2位のギラヴァンツ北九州と3位の徳島ヴォルティスは勝利を収めた。北九州が首位に立った。

 敵地でヴァンフォーレ甲府との一戦に臨んだ長崎は、19分にセットプレーから先制点を奪われる。その後なんとか追いつきたい長崎だったが、逆に62分には相手に追加点を許してしまう。結局2点目が重くのしかかり、最後まで得点を奪えず0-2の完敗になった。これで長崎は首位陥落。北九州を勝点差1で追う形となった。

 一方アウェーで愛媛FCと対戦した2位の北九州は、前半をスコアレスで折り返すが、63分に福森健太が右サイドからパス、待ち構えた町野修斗が落ち着いて流し込み、先制に成功する。その後追加点は奪えないが、相手の反撃をシャットアウトし、1-0で手堅く勝利を収めた。その結果、前節まで首位だった長崎を逆転。勝点で1ポイント上回り、首位に立った。

 そして、アウェーで栃木SCと対戦した徳島ヴォルティスも北九州と同じような試合運び。前半はゴールを奪えないが、後半立ち上がりの51分、ショートコーナーを受けた小西雄大が左足を振り抜く。これが見事なカーブを描き、ゴール左隅に突き刺さり待望の先制点を奪取。残りの時間はしっかりと相手の攻撃をブロックし、同点ゴールは許さない。最後まで小西のスーパーゴールを守り切った徳島が1-0で栃木を退け、2位に陥落した長崎まで勝点差1に迫った。

 17節の試合結果は以下の通り。
 
山形 0-1 福岡
栃木 0-1 徳島
群馬 0-2 京都
千葉 1-3 新潟
金沢 1-1 町田
岡山 0-1 東京V
山口 2-2 松本
愛媛 0-1 北九州
琉球 5-0 大宮
磐田 0-0 水戸
甲府 2-0 長崎

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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