【J1採点&寸評】FC東京2-1横浜FC|MOMは値千金の決勝点を決めた若手FW。横浜FCではベテラン助っ人が存在感

2020年09月10日 白鳥和洋(サッカーダイジェスト)

FC東京──小川はシンプルな放り込みで原のゴールを生む

【警告】FC東京=なし 横浜FC=伊野波(61分)
【退場】FC東京=なし 横浜FC=なし
【MAN OF THE MATCH】原 大智(FC東京)

[J1リーグ15節]FC東京2-1横浜FC/9月9日/味の素スタジアム

【チーム採点・寸評】
FC東京 6.5
決して褒められる内容ではなかった。それでも、最終的に逆転勝利で勝点3を積み上げたのは大きい。昨季前半戦のような勝負強さが戻ってきたか。

【FC東京|採点・寸評】
GK
33 林 彰洋 6
37分のスローインミスに代表されるように、らしくないプレーが目立った。ただ、チームを救うビッグセーブが複数あった点は明らかなプラス。

DF
4 渡辺 剛 6
61分に敵ゴール前で絶好機を迎えるも、その決定機をモノにできず。とはいえ、肝心の守備では身体を張って最終ラインを引き締めた。

6 小川諒也 6.5(90+1分OUT)
シンプルな放り込みで原のゴールを生む。終盤になっても集中を保ち、89分に交代するまで左サイドに落ち着きをもたらした功績は大きい。

37 中村帆高 5.5(71分OUT)
守備はまずまずも、攻撃面でのプレークオリティが不足気味。19分に三田が競り合ってこぼれたボールはせめてシュートに持ち込みたかった。

47 木村誠二 6
J1デビュー戦でいきなりフル出場。大きなミスはなく、長谷川監督もそのパフォーマンスを評価していた。
 
MF
7 三田啓貴 5.5(71分OUT)
球際で激しく競り合い、セカンドボールめがけて懸命に走る。ファイティングスピリットを見せたものの、決定的な仕事は……。

8 髙萩洋次郎 6.5
30分に見事なスルーパスで田川の同点ゴールをお膳立て。嫌な空気になりつつあった展開で大きな仕事をやってのけた。

45 アルトゥール・シルバ 6
パスが引っ掛かり気味も持ち前の運動量で髙萩や三田をサポート。最後まで走り切れるスタミナはチームの貴重な武器になっている。
 

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