現地時間９月７日に行なわれた、UEFAネーションズ・リーグB組・グループ１の第２節で、北アイルランドをホームに迎えたノルウェーは、５－１の圧勝を飾った。

　この試合で大暴れしたのが、ドルトムントで活躍する20歳の"怪物"アーリング・ハーランドだ。

　１対１で迎えた７分に、敵DFがクリアしたボールをダイレクトで叩く圧巻の左足ボレーをエリア外からネットに突き刺して勝ち越しゴールを奪うと、３－１で迎えた47分には自慢のスピードを活かしてチームの４点目をアシスト。そして迎えた58分だった。

　巧みな動き出しで裏へ抜けると、GKも脱帽するシュートを落ち着いて決めて、自身２点目を奪取。２G１Aの活躍で、EURO2016で躍進した難敵撃破の立役者となった。
 

　ゴールシーン以外でも、巧みなポストワークなどで敵の脅威になり続けたストライカーは、欧州のデータサイト『Whoscored.com』のレーティング（10点満点）で驚異的な「9.8点」をマークしている。

　また、ハーランドは試合後に自身のツイッターを更新。２ゴールを挙げた報告をすると、ファンから「キングのお出ましだ」「凄すぎる」「なんというゴールだ」「ノルウェーの誇りだ」といった声が続々と寄せられている。

　もはやエースの貫禄さえ漂わせている20歳。クラブシーンだけでなく、国際舞台でも特大の輝きを放っている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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