「とてもポジティブ」久保建英がソシエダ戦後に語った手応え「監督から個人的に…」

2020年09月04日 サッカーダイジェストWeb編集部

「このリズムで勝って開幕を迎えたい」

ソシエダ戦後にインタビューに対応した久保。(C)Mutsu FOTOGRAFIA

 現地時間9月2日、ビジャレアルの久保建英は4戦目のプレシーズンマッチとなるレアル・ソシエダに先発出場。81分までプレーし、2-0の快勝に貢献した。

 4-2-3-1のトップ下に入ると、開始2分に、右サイドでプレッシャーをかけて敵のビルトアップのミスを誘発。パスカットしたサミュエル・チュクウェゼのパスが中央のフランス・コクランに渡り、鮮やかな先制ゴールに繋がった。

 29分には、久保の絶妙のパスに反応して抜け出ようとしたM・ゴメスが倒されてPKを獲得。これをパコ・アルカセルが決めて2点目を奪った。

【動画】久保建英が2点に絡んだソシエダ戦のハイライトはこちら
 2点に絡んだ久保は、後半途中から右サイドに回り、81分までプレー。試合後のインタビューに登場し、「チームにフィットできているか?」という質問に、こう返した。

「少しずつ適用できています。チームメイトの特徴もわかるようになってきたし、今日はボールをだいぶつけてくれた。いい形で進んでいます」

 ここまでの調整を順調だとした19歳は、ビジャレアルのスタイルであるパスサッカーについても、「合流して2、3週間が経ち、スタイルには慣れてきたし、チームメイトともコミュニケーションを取れている。今日の試合もとてもポジティブな印象です」

 また、ポジションに関しては、「どんなシステムでも、左でも右でもトップ下でも個人的には問題ない」とコメントし、「個人的に(ウナイ・エメリ監督から)ライン間のスペースを使っていけと言われている。今日の試合でそういうプレーが多く出せたので満足しています」と手応えを感じているようだった。

 9月12か13日に開催される、岡崎慎司が所属するウエスカとの開幕戦に向け、残るプレシーズンマッチは1試合。久保は、現地5日に行われるレバンテ戦について「このリズムで勝って開幕を迎えたい」と語った。開幕スタメンに向け、自身のアピールも続けたいところだ。

【動画】「ソシエダの拷問となった」久保の裏を突く秀逸パスはこちら

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