【ルヴァン杯】FC東京がルーキー・安部柊斗の2ゴールなど名古屋に3発快勝! 4年ぶりのベスト4進出!

2020年09月02日 サッカーダイジェストWeb編集部

D・オリヴェイラは2アシストと存在感

大卒ルーキー・安部の2ゴールでFC東京が準決勝進出を果たした。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 9月2日に、各地でルヴァンカップ準々決勝の4試合が開催。味の素スタジアムでは、FC東京対名古屋グランパスの一戦が行なわれ、3-0で快勝を収めたFC東京が準決勝に駒を進めた。
 
 リーグ戦から中3日で行なわれた一発勝負のプライムステージ初戦。両雄は8月15日のJ1・10節で相まみえたばかり。前回対戦で1-0の勝利を挙げたホームのFC東京は、中村帆高、安部柊斗といった若手を積極的に起用。一方敵地に乗り込んだ名古屋は、リーグ戦からメンバーを3人変更し、太田宏介、山﨑凌吾、相馬勇紀が先発に名を連ねた。
 
 試合は立ち上がりから、FC東京がシンプルな攻撃で相手ゴールに迫る。3分にはレアンドロがペナルティアーク手前から積極的にシュート。4分には、中村帆高のクロスに永井謙佑が合わせるも、ボールは枠の上へ。
 
 一方で名古屋はリーグ最少失点の守備陣がしっかりとブロックを敷いて、コンパクトに守備対応。カウンターからの一発を狙う。しかし、前線の収まりが悪く、なかなかゴール前までボールを運べない時間が続く。
 
 しかし37分、FC東京のディエゴ・オリヴェイラが巧みなドリブル突破でペナルティエリア右に持ち込み、グラウンダーのクロスを供給。これをニアサイドで永井がスルーすると、最後はファーサイドに走り込んでいた安部柊斗がゴールに押し込み、先制に成功する。
 
 FC東京の1点リードで迎えた後半。名古屋はハーフタイムに3枚、金崎夢生、米本拓司、成瀬竣平を投入し攻勢をかける。

 しかし、追加点は再びFC東京。53分、カウンターからレアンドロのスルーパスをペナルティエリア左で収めたD・オリヴェイラが、ゴール前に折り返す。これに走り込んでいた安部が角度のない位置から逆サイドのネットを揺らし2点目。FC東京がリードを広げる。
 
 60分頃から大粒の雨が降り注ぎだした試合は、76分に途中出場のアダイウトンがさらに得点を重ね、FC東京が3-0の完勝。これにより2014年以来となるベスト4に進出を果たした。
 
 FC東京は10月7日に、ここまでグループステージを含め無敗で勝ち上がってきた強敵・川崎フロンターレとの準決勝に挑む。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
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