「アーセナルを愛している…」トッテナム期待の新戦力DF、過去に犯した“罪”が発覚!? 意外な解決方法は――

2020年08月31日 サッカーダイジェストWeb編集部

スパーズ・ファンからの反応は?

トッテナムの新戦力であるドハーティの過去が話題となっている。 (C) Getty Images

 現地時間8月30日、トッテナム・ホットスパーは、ウォルバーハンプトンからアイルランド代表DFのマット・ドハーティを獲得した。契約年数は2024年6月までで、移籍金は非公表ながら、英公共放送『BBC』は1500万ポンド(約21億円)と伝えている。

 狙い通りの手堅い補強と言える。今シーズンにチャンピオンズ・リーグ出場権獲得を目指すジョゼ・モウリーニョのチームだが、右SBの主軸を担ってきたセルジュ・オーリエに移籍の噂が絶えず、後釜を探し求めていたからだ。

 現在28歳のドハーティは、昨シーズンに公式戦50試合を戦った「鉄人」だ。抜群のスタミナと怪我に強い屈強な体躯という武器は、選手にタフさを求めるモウリーニョの考えにも合致する。

 だが、そんなアイルランド代表SBは、トッテナム入団に際して自らの"罪"を償わなくてはいけなかった。というのもドハーティは、過去にノースロンドンの宿敵アーセナルのファンであることをSNSでツイートしていたのだ。

 それが英国メディア内で話題沸騰となると、自軍ファンからの拒否反応を危惧したトッテナムは公式の場で、ドハーティに"禊"を済まさせたのである。

 入団発表に次いで、公式SNSで「Delete(削除)」と題されて公開された動画には、ドハーティが、自身のツイッターから、2012年の「僕は永遠にアーセナルを愛している」と、2013年の「僕はアーセナルの大ファンだ」という投稿を削除する様子が公開されたのだ。

 さらに左胸部分のトッテナムのエンブレムを軽く叩きながら、新クラブへの忠誠を誓ったドハーティの振る舞いには、スパーズ・ファンの間でも反響が広まっている。

「なんてアナウンス方法だ(笑)」
「認めてやろうじゃないか」
「結果で示せ」
「彼はツイートを削除したので、自分がアーセナル・ファンだったことも忘れる」
「たぶんだけど、彼はまだアーセナルが好きだぞ」
「半分アーセナルが好きなんてウケる」

 ドハーティのトッテナムへの忠誠がファンから認められる日は来るのか。今シーズンの彼のパフォーマンスに注目したい。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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