「彼のような選手を求めていた!」長友佑都のマルセイユ移籍が決定的に。親日家の指揮官が契約合意を認める

2020年08月31日 サッカーダイジェストWeb編集部

7年ぶりのCL出場に欠かせない戦力に!?

長くヨーロッパの大舞台で活躍してきた長友は、その経験をマルセイユに買われた。 (C) Getty Images

 日本代表DF長友佑都の名門マルセイユへの移籍が決定的となった。

 現地時間8月30日に行なわれたリーグ・アン第2節のブレスト戦後の会見で、アンドレ・ヴィラス=ボアス監督が長友の加入を公言した。

 現在33歳の長友は、昨シーズン後半戦にガラタサライで登録外となり、欠場が続くと、今夏には契約満了に伴い退団を発表。新天地には、セリエAに昇格するベネベントやスペインの複数クラブなどが囁かれたが、最終的に、新型コロナウイルスに感染して出遅れているフランス人DFジョルダン・アマヴィの代役を探していたマルセイユへの移籍で落ち着くようだ。

 30日の会見で長友獲得に関して問われたヴィラス=ボアスは、「彼は今日到着した。明日メディカルチェックする」とコメント。そのうえで、親日家で知られるポルトガル人指揮官は、次のように続けている。
 
「このオプションを選択したのは、彼のようなベテランの選手が欲しかったからだ。我々はリーダーシップの面で、ドレッシングルームを助けることができる、経験豊富な選手を探していた。ナガトモはガラタサライで2シーズン半の間にチャンピオンズ・リーグで12試合に出場している。日本代表でもキャプテンだった。もう紹介する必要はないほどの経歴を持っている」

 無事にメディカルチェックをパスすれば、正式に入団が決まる長友。実に7年ぶりにチャンピオンズ・リーグを戦う今シーズンのマルセイユにおいて、経験豊富な日本代表SBの存在は、貴重なものとなりそうだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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