【FC東京】「爪痕を残さないと…」内田宅哉が得点に意欲! クラブ3度目のリーグカップ制覇へ闘志を燃やす

2020年08月30日 サッカーダイジェストWeb編集部

「自分もあそこ(新国立競技場)でプレーしてみたい」

アカデミー出身の内田がルヴァン杯準々決勝を前に、自身の得点とタイトル獲得に意欲を示した。©F.C.TOKYO

 リーグ戦から中3日、9月2日にFC東京はホームでルヴァンカップ準々決勝・名古屋グランパス戦を迎える。

 名古屋とは2週間前のJ1・10節で対戦し、1-0の勝利。自らオープンドローに臨んだMF内田宅哉は、「相手はどこにしろ勝たないといけないので、まずはホームで試合ができる番号を引けたことが良かった」と、サポーターの後押しを背にホームで戦えることに満足している様子だ。

 またプライムステージ初戦の対戦相手については、「ここ最近名古屋に勝てていますし、相性はいいのかなという感じはあります」と悪くない印象を持っているようだ。

 内田は7月26日の鹿島アントラーズ戦で今季初先発を果たして以降、リーグ戦7試合に出場と、ここにきて出場機会を増やしている。連戦と東慶悟らの負傷離脱も影響し、メンバーをローテーションして臨んでいるFC東京において、今シーズンは若手の成長にも期待が高まる。

「試合に出て、出来ていること、出来ていないことも自分の中で整理できてきています。そういった中で、もっとはっきりしとした爪痕を残さないといけない。でもチームの一員として出来ることは広がってきていると思うので、そこは自信をもってこれからもやっていきたいし、怪我人が戻ってきてからの立ち位置も大事になってくると思う」
 
 貪欲に自身の得点にも意欲を示す内田だが、「今年は3回勝てば優勝と、目標であるタイトル獲得にもつながるので、そこはチーム全員で目指していきたい」と、2009年以来3度目となるカップ戦タイトル獲得にも闘志を燃やしている。

「東京のファン・サポーターも、国立競技場で決勝を見たいと願っていると思いますし、自分もあそこでプレーしてみたいという思いもあります。自分がトップチームに在籍してからまだタイトルを獲れていないということもあるので、そこは目指していきたいなと思います」

 中学時代からアカデミー育ち。"FC東京魂"を胸に秘める22歳のサイドアタッカーは、自身をアピールするとともに、チームをルヴァンカップ優勝に導くつもりだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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