ブラジル人トリオ揃い踏み!FC東京が3-1快勝で暫定2位浮上!G大阪ホームで12年ぶりの勝利

2020年08月29日 サッカーダイジェストWeb編集部

開始早々にFC東京が先制するもその後は互角の展開に

1得点・1アシストの活躍を見せたFC東京のレアンドロ。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 J1リーグは8月29日、各地で13節の7試合を開催。パナソニックスタジアム吹田では、ガンバ大阪対FC東京の一戦が行なわれ、FC東京がブラジル人トリオが揃ってゴールを挙げ、3対1で勝利を収めた。

 試合は開始8分にFC東京が先制。アグレッシブな守備で相手ボールを奪うと、最後はディエゴ・オリヴェイラが無人のゴールに流し込み、ネットを揺らす。アウェーチームが1点をリードする。

 1点を先行されたG大阪だが、徐々に攻撃にリズムが生まれ始め、FC東京を押し込んでいく。42分には素早いパスワークから、バイタルエリア中央でアデミウソンからの落としを受けた宇佐美貴史が右足を一閃。強烈な弾丸ミドルが相手GK林彰洋の手を弾いてネットに突き刺さった。G大阪が同点に追いつき、前半を終えた。

 後半も互いにボールを保持しながら相手ゴールを窺うが、得点には至らない。すると70分、FC東京はアダイウトンを投入。この采配が奏功する。73分、後方からのスルーパスに抜け出したアダイウトンがクロスを上げると、これがブロックに入ったキム・ヨングォンの手に当たったとの判定でFC東京がPKを獲得。これをレアンドロがゴール左に決め、FC東京が勝ち越した。

 この直後、G大阪は反撃を開始。75分には宇佐美が強烈なミドルを放つも、これはGK林の好守に阻まれる。さらに79分には宇佐美のピンポイントクロスに渡邉千真がヘディングで狙うも、ここも林のビッグセーブが飛び出し、ゴールを奪えない。

 すると80分、FC東京はカウンターからレアンドロが長いドリブルで持ち上がり、中央へラストパス。これをアダイウトンが左足で沈め、3点目をゲット。ブラジル人トリオ揃い踏みとなるゴールでG大阪を突き放す。試合はこのまま3-1でタイムアップ。FC東京が勝利を収め、勝点を25に伸ばした。FC東京は暫定で2位に浮上している。また、FC東京はG大阪のホームで12年ぶりの勝利となった。一方のG大阪は勝点20にとどまっている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

 
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