【J1】川崎が5発完勝で首位独走! FC東京がブラジル人トリオのゴールで暫定2位浮上、名古屋はドロー決着で3位をキープ

2020年08月29日 サッカーダイジェストWeb編集部

川崎が圧巻のゴールラッシュ!

中村憲剛が復帰戦でいきなりゴールを決め、チームの勝利に貢献した。写真:田中研治

 J1リーグは8月29日、各地で第13節の7試合を開催。川崎がゴールラッシュで3試合ぶりに勝利を手にし、首位を堅持した。

J1リーグ 順位表※8月29日時点

 首位独走状態の川崎フロンターレがホームに、16位・清水エスパルスを迎えた一戦。主導権を握る川崎は、21分に旗手怜央の2試合連続ゴールで先制する。さらに51分にレアンドロ・ダミアン、74分に旗手が決めてリードを広げると、85分には怪我からの復帰を果たした中村憲剛が今シーズン初ゴール。試合終了間際の87分にも三笘薫がダメ押しゴールを挙げ、5-0の完勝を収めた。川崎は3試合ぶりの勝利で勝点を35とし、がっちりと首位をキープしている。

 2連勝中と好調3位・名古屋グランパスと、5試合勝利のない13位・北海道コンサドーレ札幌の戦いは、立ち上がりから名古屋が攻勢に出るもネットは揺らせない。結局、互いにチャンスを決めきれず、スコアレスドローで決着。名古屋は3連勝ならず、札幌は8月のリーグ戦を未勝利で終えた。
 
 ホームで7位・ガンバ大阪と対戦した4位・FC東京は、開始8分にディエゴ・オリヴェイラがこぼれ球を押し込む形で幸先よく先制も、43分に宇佐美貴史の強烈なシュートで同点とされる。しかし、73分にレアンドロ、81分にアダイウトンと、強力ブラジル人トリオが1点ずつを挙げて、FC東京が3-1の快勝。勝点を25にし、暫定で2位に浮上している。
 
 3連勝中と波に乗る6位の横浜F・マリノスは、アウェーで9位・ヴィッセル神戸と激突。守備陣のミスに付け込まれ先制点を与えるも、27分、33分とマルコス・ジュニオールが2ゴールを挙げ逆転とする。後半も勢いを落とさない横浜は、さらに53分に仲川輝人の得点でリードを広げたものの、90分、90+1分と終了間際に痛恨の2失点。3-3のドロー決着で連勝がストップしている。
 
 また5位の柏レイソルは、鹿島アントラーズを相手に2-3と打ち合いに敗れ、7位に後退。浦和レッズはホームに大分トリニータを迎え、2-1の逆転勝利で5位に浮上。サンフレッチェ広島とベガルタ仙台の一戦は1-1の痛み分けとなった。
 
J1・13節(1日目)の結果は以下の通り。

神戸 3-3 横浜
札幌 0-0 名古屋
浦和 2-1 大分
柏 2-3 鹿島
川崎 5-0 清水
G大阪 1-3 FC東京
広島 1-1 仙台
湘南 中止 鳥栖
 
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
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