ウニオン加入の遠藤渓太が元ドイツ代表FWと “ツーショット”対談! ベテラン戦士を大笑いさせた回答は?

2020年08月29日 サッカーダイジェストWeb編集部

同時期にウニオン入りしたふたりが和気あいあいと…

ブンデスのレジェンドと対談した遠藤。(C)Getty Images

 今夏にブンデスリーガのウニオン・ベルリンに加入した遠藤渓太が、同時期に加入した元ドイツ代表FWマックス・クルゼの公式インスタグラムに登場。通訳を介してインタビューに応じている。

 クルゼは昨シーズン、トルコの強豪フェネルバフチェでプレーしたが、給与未払いを理由に退団し、遠藤と同時期にウニオンに加入。その前の16~19年にはブレーメンで、大迫勇也とともにプレーした。

 その32歳のアタッカーは加入後からチームメイトとの対談を公開しており、遠藤は4人目のゲストとして招かれたようだ。通訳を介しての大先輩とのツーショットにやや緊張気味の様子だったが、時間が経つにつれ、リラックスした表情を浮かべるようになった。

 まず、「なぜドイツに来たの?」と問われると、「ドイツからオファーがあったのが一番の理由。オファーはいろいろなところからあったんですけど、そのなかでブンデスリーガはトップレベルだと自分自身わかっていたので、断る理由は正直なかった。(ウニオンを選んだ理由は)サポーターがすごい熱くて、そういうところに惹かれたのが大きいです」と語った。

 次の「僕はわりとブンデスリーガで長くやってきているけど、僕のことを知っていた?」という質問に対しては「僕よりあとに移籍が決まって、すごく有名な選手が来るというのは聞いていました」と恐縮ぎみ。すると、クルゼは「有名」を「ビッグネーム」と捉えて「(背が)ビッグなやつがくるってことだよね?(笑)」とジョークで笑わせ、非常に和気あいあいとした様子を見せた。

 さらには趣味にも話が及び、卓球やプレイステーションなどの話題も。ちなみにクルゼはポーカーが得意で、プロの大会にも出場したことのある腕の持ち主だ。「プレーしているところを見たんだけど、ポーカーはどう?得意?」と問われた遠藤は、「僕は友達とやるレベルなので。でも(クルゼが)プロのポーカープレーヤー並みと聞いたので、勉強させてもらえたら」と弟子入りを志願を明かした。

 このインタビューは、8月23日に行なわれたチャンピオンズ・リーグ決勝のハーフタイム中に収録されたようだ。「ケイタはドイツに来て2~3週間だっけ。家は見つかったの」とクルゼが気にかけると、「はい。(クリストファー・)レンツがパソコンで調べてくれて、『俺の家近いし』って」と無事に入居先が決まったことも報告。語学については「独学でやっているのと、キャンプの部屋でレンツと喋ったりして、スタッフとかいろんな人に教えてもらっています」と語っている。

 また、ドイツに来て驚いた出来事に「パンが固い」ことをあげると、ベテラン戦士は大ウケ。「日本のパンは柔らかいの?なら俺も日本のパンが食べたい」と答え、「今度一緒に、本当においしいハードパン屋に行こう」と約束を取り付けていた。

 ちなみに、入団に伴う新人の"儀式"はキャンプ合宿中に行なわれたようだ。ふたりは歓迎会でともに歌を披露したようで、「ケイタはノリノリだったね」と言及されるや、遠藤は「マックスの方がすごかったです(笑)、ほんとに歌が上手かった」と肩で押し合うという何とも微笑ましい場面もあった。

 最後にはクルゼに「これからも仲良くしよう、よろしくね」という言葉が送られ、遠藤は「本当にそうしてほしい。(こういう風に言ってもらって)日本のサポーターも喜ぶと思います」と応じてインタビューは終了した。

 海外初挑戦の遠藤だが、少しずつチームメイトとは馴染み始めているようだ。ブンデス開幕は9月18日の予定で、ウニオンは19日にホームでアウクスブルクと対戦する。その前の13日にはDFBポカールのカールスルーエ(2部)が組まれており、遠藤とクルゼの公式戦デビューが期待される。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【動画】遠藤が元ドイツ代表戦士と共演! 約14分にも及ぶロングインタビューの様子はこちら

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