「毎試合勝っても悔しかった」リーグ戦ついに初ゴールも…川崎ルーキー旗手怜央が素直な心境を吐露

2020年08月26日 サッカーダイジェストWeb編集部

「次はチームが勝てるようにゴールを決めたい」

リーグ戦初ゴールを決めた旗手。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

[J1リーグ24節]神戸2-2川崎/8月26日(水)/ノエスタ

 川崎の大卒ルーキーがついにリーグ戦初ゴールを決めた。

 敵地での神戸戦。1-2でリードされて迎えた75分だった。三苫薫からの浮き球のパスを受けた旗手怜央が胸トラップから左足を鋭く振り抜く。強烈なシュートが神戸ゴールを射抜いた。川崎期待の大卒ルーキーのホットラインで奪ったゴールが同点弾となり、試合はこのまま2—2の引き分けに終わった。

 試合後のフラッシュインタビューに応じた旗手は、豪快な同点ゴールに対して「(三笘)薫からボールが来て、何も考えずに胸トラしてコースも見てなかったので、感覚で打った」と振り返った。

 チームはなんとか連敗を回避する形となった。旗手は、「連敗だけはしないようにしようとチームでは言っていて、勝ちはしなかったが、引き分けに持って行けたのは良かった」と最低限の結果に安堵の表情も見せた。

 そして旗手にとっては、これがリーグ戦12試合目の出場にして奪ったリーグ初ゴール。ようやく生まれた待望の得点だったが、「これだけ試合に出させてもらって、なかなか点を決めれなかったので、チームとして結果には関われなくて毎試合勝っても悔しい気持ちでいっぱいだった」と素直な心境を告白。そして、「次はチームが勝てるようにゴールを決めたい」と中2日でやってくる次戦に向けての決意を述べた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【J1第24節PHOTO】神戸2-2川崎|旗手のリーグ戦初ゴールで、川崎が敵地で勝点1を獲得!

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