「なんてことだ」10年在籍したコマンにまさかの痛恨被弾!パリSGファンは「悲しすぎる」と嘆き

2020年08月24日 サッカーダイジェストWeb編集部

8歳のときからパリSGに在籍

ペリシッチに代わって先発で起用され、古巣に“恩返し弾”を見舞ったコマン。(C)Getty Images

 金満クラブの野望を打ち砕いたのは、かつて自前で育てた選手だった。

 現地時間8月23日に開催されたチャンピオンズ・リーグの決勝で、悲願の初優勝を狙ったパリ・サンジェルマンは0-1でバイエルンに敗れ、あと一歩に迫った欧州制覇の夢は潰えた。

 破壊力のあるバイエルンの攻撃を何とか凌いでいたパリSGだったが、59分に敵の右SBヨシュア・キミッヒが送り込んだクロスを右SBティロ・ケーラーが被る形となり、キングスレー・コマンのヘッドで痛恨の1点を奪われる。

 悔しさがひとしおなのは、決勝点を食らったのがコマンだったからだろう。
 
 2004年、8歳の時からパリSGの下部組織で育ったフランス代表FWは、約10年に渡って在籍。13年にトップデビューも飾ったが、14年にユベントスへ移籍し、その後にバイエルンへと渡った。

 そんな24歳のパリっ子に被弾したのだからたまらない。パリSGの公式ツイッターには、「なんてことだ」「クソッタレ」「悲しすぎる」「決められる気がしたよ」「ケーラーは何やってる」といったコメントが寄せられた。

 近年は育成も優秀なことで知られるフランス王者だが、こんな形で"恩返し"を受けるとは思ってもみなかっただろう。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
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