【J1】名古屋が上位決戦を制し川崎の連勝をストップ! C大阪が勝点7差で首位を追撃、FC東京が3発完勝で4位浮上!

2020年08月23日 サッカーダイジェストWeb編集部

川崎の連勝記録は10で止まる

名古屋が前半の先制点を守り抜き、強敵・川崎から貴重な勝点3を奪った。写真:徳原隆元

 J1リーグは8月23日、各地で12節の7試合を開催。名古屋が川崎との上位対決を制し、川崎の連勝記録がついに止まった。

J1順位表(12節終了時)

 3位・名古屋グランパスのホームに、圧倒的な強さで首位を走り続ける川崎が乗り込んだ上位決戦は、名古屋が先手を取る。44分、マテウスが相手の左サイドからのアーリークロスに金崎が頭で合わせてネットを揺らす。その後、試合終盤まで猛攻を受けたが、最後までリードを守り抜いた名古屋が1-0のウノゼロ勝利。2連勝で3位をキープした。

 前節で川崎に敗戦し、この試合で勢いを取り戻したい2位・セレッソ大阪がホームに15位のベガルタ仙台を迎えた。試合はC大阪が19分に清武弘嗣のゴールで幸先よく先制。前半終了間際に同点とされるも、60分に坂元達裕が決勝弾を決めて2-1の勝利。首位と勝点7差の2位を堅持し、首位を追走している。

 2連勝中と好調の4位・浦和レッズと、3試合勝利のない11位・ヴィッセル神戸の戦いは、15分に小川慶治朗の今季初ゴールで神戸が先制。33分にトーマス・デンの強烈なシュートを浴びて失点するも、終盤の82分に山口蛍が勝ち越しゴールを挙げ2-1で試合終了。神戸が4試合ぶりの勝利で、9位に浮上。浦和は7位に後退した。

 そのほか、5位・柏レイソルと14位・大分トリニータの一戦はともに得点が遠くスコアレスドロー。内田篤人の現役ラストマッチとなった13位・鹿島アントラーズと6位のガンバ大阪のバトルは、ともに1点ずつを決めて1-1のドロー決着。勝点14で並ぶ横浜F・マリノスとサンフレッチェ広島の戦いは3-1で横浜が快勝し8位に順位を上げた。また6位のFC東京は、湘南に3-0の完勝を収め、4位に浮上している。
 
J1・12節(2日目)の結果は以下の通り。

名古屋 1-0 川崎
鹿島 1-1 G大阪
浦和 1-2 神戸
FC東京 3-0 湘南
横浜 3-1 広島
C大阪 2-1 仙台
大分 0-0 柏
鳥栖 中止 札幌

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
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