[J１リーグ12節]清水２-３横浜FC／８月22日（土）／アイスタ

　横浜FCのスピードスターが勝負を決める３点目をもぎ取った。

　22日唯一のJ１リーグの試合となった清水エスパルス対横浜FCは３対２でアウェーチームに軍配。勝負を決めた横浜FCの３点目は、50分に生まれたロングカウンターからの得点だった。

　中盤左サイドでボールを受けた松尾佑介は、そのままスピードに乗ってドリブルで持ち上がると、寄せてきた相手DFをひらりとかわしスピードアップ。一気に置き去りにして右足でゴール右に流し込んだ。終盤、清水に１点差に詰め寄られたものの、今季３点目となる松尾の追加点がモノを言い、前節にJ１では初の連勝を飾った横浜FCが連勝記録を３に更新した。

　試合後、インタビューに応じた松尾は「これからの勝利１個１個がクラブの歴史になるという重みを胸に、毎試合しっかり戦っていきたい」と、３連勝にも気を引き締めるコメント。スピードを活かした豪快なドリブルからのゴールには「カウンターのなかで僕のシュートでしたが、中もしっかり詰めていてくれたので、安心して打てた」と振り返った。

　次節は現在２位につける難敵のセレッソ大阪との対戦。「サポーターは勝ちを一番喜んでくれるものなので、僕たちはそれを目指して戦っていきたい」と４連勝に向けて抱負を語った。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【動画】スピードスター松尾佑介がDF置き去りのドリブルから３点目！