「アグエロには頼らない」「もう5人は必要」元オアシス、N・ギャラガーが提示したマンCの“面白補強案”とは?

2020年08月19日 サッカーダイジェストWeb編集部

誰を買って、誰を売る?

グアルディオラとも親交のあるN・ギャラガーが“らしさ”全開の意見を口にした。 (C) Getty Images

 現地時間8月15日に行なわれたチャンピオンズ・リーグ準々決勝のリヨン戦に1-3と敗れたマンチェスター・シティ。アストン・ビラとの接戦を制してリーグカップ3連覇こそ達成したものの、プレミアリーグでもリバプールに大差をつけられるなど、2019-20シーズンは屈辱と言っても過言ではない結果に終わった。

 捲土重来を期す新シーズンに向けての始動は早い。すでにバレンシアからU-21スペイン代表MFのフェラン・トーレス、ボーンマスからオランダ代表DFのネイサン・アケを獲得。いずれも指揮官のジョゼップ・グアルディオラの希望に沿う形で行なわれた補強だ。

 だが、長年に渡ってクラブを見つめてきた熱烈なファンは、現状に満足はしていない。世界的ロックバンド『オアシス』の元ギタリスト兼ボーカリストであるノエル・ギャラガーも、不満を露わにするうちの一人だ。

 同じく元オアシスのボーカリストである弟のリアムとともに、古参のシティ・サポーターとして名高いN・ギャラガーは、イギリスで24時間にわたってスポーツ情報を発信している『talk SPORT』の取材に対して、「最近はリーグカップの保持が最優先事項になってるな。それなのにまともじゃない」と愛するチームの補強に釘を刺した。

「今のままじゃ新シーズンの始まりが恐い。昨夜(リヨン戦)のようなことを乗り越えるには時間がかかる。もう3人から5人は新しい選手が必要なんじゃないか? 今、リバプールを直視できるか?」
 
 では、N・ギャラガーは、誰がシティの新戦力に適当と考えているのか。偉大なるロックスターはこう続けている。

「俺ならジョアン・フェリックスを買う。そして段階的にアグエロがいなくても戦えるようなチームにする。もちろん彼はレジェンドで、敬意は持っているが、少しずつ頼らないようにしていかないといけないだろ。それからガブリエウ・ジェズスを売る。あいつは殺し屋なんかじゃない。他のストライカーを買うべきだよ」

 あくまでファンの意見にすぎないが、この忖度のない意見は、傾聴に値するかもしれない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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