パリSGが3発快勝で初のCL決勝進出!ディ・マリアが1G2Aと躍動しライプツィヒを一蹴

2020年08月19日 サッカーダイジェストWeb編集部

エムバペがスタメンに復帰

ネイマール(右)とともに違いを作り出したディ・マリア。全3得点に絡んだ。(C) Getty Images

 現地時間8月18日、チャンピオンズ・リーグ(CL)準決勝、RBライプツィヒ対パリ・サンジェルマンが、ポルトガル・リスボンのスポルト・リスボア・ベンフィカで行なわれた。

 RBライプツィヒのナーゲルスマン、パリ・サンジェルマンのトゥヘルの両ドイツ人指揮官の"師弟対決"も注目を集めたこの一戦。フランス王者は、故障明けでアタランタとの準々決勝では30分しかプレーしなかったエムバペがスタメンに復帰したものの、その試合で負傷したGKナバスは欠場し、セルヒオ・リコが起用された。

 開始6分、そのパリSGにいきなりビッグチャンスが訪れる。エムバペのスルーパスを受けたネイマールがGKと1対1となるも、シュートは右のポストに嫌われる。

 しかし13分、セットプレーから先制に成功。アタランタ戦は出場停止だったディ・マリアの正確なFKにマルキーニョスがドンピシャのヘッドで合わせ、ネットを揺らした。

 これでさらに勢いづくと、16分には敵陣でのボール奪取からアンデルのスルーパスに反応したエムバペがシュートを放つも、これはGKにブロックされる。

 24分にはカウンターでライマーにDFラインの裏を突かれるも、ポウルセンのフィニッシュは枠を外れ、大事には至らない。

 34分のFKのチャンスでは、ネイマールが味方に合わせるように見せかけて直接狙ったが、惜しくもポストに阻まれた。

 その後も圧力を弱めず、42分には敵GKグラーチのビルドアップのパスをパレデスがカット。素早く送り込んだボールを、ネイマールが左足のヒールで落とし、ディ・マリアがシュート。貴重な追加点を奪う。

 後半の立ち上がりは、ダニ・オルモとヌクンクを下げて、シックとフォシュベリをのアタッカー2枚を投入したライプツィヒがペースを握ったかに思われたが、パリSGがすぐに流れを引き戻す。

 56分、左サイドから送り込んだディ・マリアのクロスに左SBのベルナトが頭で合わせて3点目を奪取。勝負を決めた。

 このまま3-0で快勝したパリSGが初のファイナル進出。23日に開催される決勝で、バイエルン対リヨンの勝者と対戦する。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 

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