「世界一のクラブを作るために…」名手イニエスタが歴史的大敗を喫した古巣バルサに魂のエール!

2020年08月18日 サッカーダイジェストWeb編集部

熱い想いを込めた2枚の写真とともに

遠く離れた日本で古巣バルサの行く末を案じるイニエスタ。(C)SOCCER DIGEST

 スーパーレジェンドは努めて穏やかに、古巣へエールを贈った

 ヴィッセル神戸の元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタが公式インスタグラム(@andresiniesta8)を更新。現地金曜日、チャンピオンズ・リーグ準々決勝でバイエルン・ミュンヘンに2対8の歴史的大敗を喫したバルセロナに対して、魂を込めたメッセージを綴った。

【写真】イニエスタが古巣バルサに贈った"魂のエール"と2枚のメモリアルショットはこちら!

 投稿したのは2枚の写真だ。自身が在籍していた当時のバルサが円陣を組むカットと、本拠地カンプ・ノウが鮮やかなコレオグラフィーで埋め尽くされているカット。そして名手は「世界一のクラブを作るために、いつも一緒に続けていこう」とファン・サポーターに呼びかけた。日本語でも「世界一のクラブをみんなでつくりましょう!」と記し、熱い想いを明かしている。

 これに対して地元紙『SPORT』は「イニエスタがバルサの危機に際してメッセージを寄せてくれた」と紹介し、「彼は"いまこそ我々はひとつのチームになろう"と声を掛けているのだ」と説明。投稿をチェックした世界中のインスタ・フォロワーからは「ありがとう!」「君の言う通りだ」「下を向いちゃいけないね」「また輝けるさ」「早く戻ってきてくれないか?」などなど、5000件を超えるさまざまな反応が寄せられている。
 
 22年間を過ごしたバルサを退団して早2年。今季無冠に終わったキケ・セティエン監督の更迭が決まり、ついにはリオネル・メッシの移籍も取り沙汰されるなど、古巣は風雲急を告げている。そんな窮地だからこそ団結し、冷静にお互いを信じ合おうと諭したのだ。いかにもイニエスタらしい温かみのある言葉だ。

 そんなイニエスタのコンディションはすこぶる良好だ。日曜日のJ1リーグ第10節・鹿島アントラーズ戦は2-2のドローに終わったが、82分までプレーしてチームの全得点に絡むなどハイパフォーマンスを披露した。36歳、老いてますます盛んである。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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