「この夏のバルサ退団を望んでる」ネイマールのパリSG移籍を的中させた敏腕記者がメッシの去就を語る!

2020年08月18日 サッカーダイジェストWeb編集部

ついにバルサ退団か

苦境に立たされているバルサからメッシは離れるのか。その決断の行方が注目されている。 (C) Getty Images

 スペイン・サッカー界の"巨星"バルセロナに暗雲が立ち込めている。

 現地時間8月14日に行なわれたチャンピオンズ・リーグの準々決勝で、バルセロナはバイエルンに2-8の大敗を喫した。彼らが公式戦で8点を奪われるのは、創設以来史上初の"惨事"だ。

 12年ぶりの無冠での幕切れとなったバルサの19-20シーズンは、選手と首脳陣の確執が浮き彫りになるなど、落ち着きのないものだった。それだけに「サイクルの終焉」という批判の声も絶えない。

 キケ・セティエン監督の更迭はもちろん、大刷新を求める声が高まっているなかで、去就報道が慌ただしくなっているのが、大黒柱のリオネル・メッシだ。

 今シーズンも公式戦44試合で31ゴール・26アシストと圧巻の戦績をマークしたメッシ。だが、今年2月にはスペイン・メディアのインタビューでクラブを批判したエリック・アビダルSDに対する不満をSNSで公言するなど、マネジメントの問題が悪目立ちするバルサ上層部に落胆しきっていると報じられている。

 現行契約は21年6月までとなっているが、一部ではインテルやマンチェスター・シティへの電撃移籍の可能性も伝えられ、その喧騒は日増しに大きなものとなっている。
 
 世界的な話題になりつつあるメッシの去就を、興味深い人物が読み解いている。ブラジル人のマルセロ・ベクレル記者だ。

 ブラジル紙『Esporte Interativo』の記者で、スペイン・サッカーにも精通する同氏は、17年の夏にブラジル代表FWのネイマールがバルサからパリ・サンジェルマンへ移籍した際に、どこよりも早く内情を伝えていたとされる人物だ。それだけにバルサの大物に関する情報の信ぴょう性は高いのではないかと見られている。

 そんなベクレル記者はメッシの去就をどう読むのか。アルゼンチン・メディア『Tyc Sports』によれば、次のように語っているという。

「リオネル・メッシはいまバルセロナを離れたいと望んでいる。クラブ内の匿名の関係者から受けた情報だ。退団の意思はクラブの上層部も知っていて、『メッシの退団の可能性がこれほどまでに高まったことは今までにない』と言っていた」

 2004年のプロデビュー以来、バルサで絶対無二の存在として君臨してきたメッシが、ブラウグラーナのユニホームを脱ぐとなれば、まさに一大事だ。アルゼンチン代表FWは、愛するクラブの苦境の最中にいかなる決断を下すだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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