73歳のビジャレアル名物会長が久保建英に満足感! 今夏の補強を分析「カソルラの穴埋めは簡単じゃないが…」

2020年08月18日 サッカーダイジェストWeb編集部

「非常に良い補強になった」と期待

ビジャレアルに入団した久保建英(左)にロッチ会長(右)が大きな期待を寄せた。 (C) Javier MATA

 激しい争奪戦の末、8月10日にレアル・マドリーからビジャレアルへの期限付き移籍を決めた久保建英。この19歳の超逸材の存在感は日増しに強まるばかりだ。

 久保のレンタル移籍が決まって以降、ビジャレアルのSNSフォロワー数などは驚異的な伸び率を叩き出しており、とりわけツイッターでは、移籍発表当日のインプレッション数が通常は1日約70万回のところが、824万9866回を記録するなど、とんでもない影響を与えているという。

 入団後に早くも話題沸騰となっている若武者の存在に、1997年から現職についている名物会長も手応えを感じているようだ。

 スペイン全国紙『AS』のインタビューで、今夏の移籍市場を分析したビジャレアルのフェルナンド・ロッチ会長は、「非常に高いレベルの3人を獲得できた」と満足感を示した。

「我々は常にベストなチームを望んでいるし、経済的バランスを取りながらチーム作りを実現している。我々は長い間そのバランスを維持しており、そのおかげで今、素晴らしいオペレーションにも対応できる」
 
 また、ロッチ会長は去る2019-20シーズンをもって退団したサンティ・カソルラとブルーノ・ソリアーノの穴埋めを新戦力がやってのけると期待した。

「クラブにとって重要だったサンティとブルーノの穴を埋めるのは、決して簡単ではないが、コクランとパレホはカバーができる。それからタケフサ・クボもだ。我々は彼に大いに期待している。

 この3選手との契約は、我々の優れたチームを補完するのに非常に良いものだと思う。我々はすでに素晴らしいシーズンを送ってきた優れたメンバーを抱えている。それは時間をかけた仕事の賜物だ」

 入団会見時には「彼はとても若く、才能のある選手だ。19歳ながら日本とスペインでサッカーをした経験を持っている」と太鼓判を押していたロッチ会長。ピッチ内外で好影響をもたらす久保への期待は膨らむばかりなようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

次ページ【動画】久保建英がミニゲームで披露した最新の“超絶技巧”はこちら!

みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事