松原后が今季初スタメン1アシスト記録も… 日本人3人先発のSTVV、アウェーでアンデルレヒトに敗れる

2020年08月17日 サッカーダイジェストWeb編集部

開幕戦はヘントに勝利したが…

左SBで初先発した松原后。フル出場している。(C)STVV

 現地時間8月16日、ベルギー・リーグ第2節が行なわれ、シント=トロイデン(STVV)はアウェーでアンデルレヒトと対戦した。

 開幕戦をケビン・マスカット体制初の勝利を収めたSTVVは、4-4-2で松原后が左SB,左サイドハーフで中村敬斗、2トップの一角で鈴木優磨が先発。伊藤達哉、シュミット・ダニエルはベンチ外だった。

 試合の主導権を握ったのはホームチーム。アンデルレヒトのハイプレスにボールを奪われ、前線の鈴木も自陣に戻って守備に追われるなど、攻め込まれる場面が続いた。

 41分、一瞬の隙を突かれてマイケルチェンコに中央から突破を許すと、ゴール右隅に叩き込まれ、先制を許す。

 1点を追うSTVVだが、47分に右SBのサンコンが相手選手へのファウルで一発退場。数的不利となった直後の50分にFKから追加点を決められ、0-2とリードを広げられる。

 中村は67分にブアチュと交代。その後も攻め込まれ続けるSTVVだが、前半は少し緊張ぎみだった松原も徐々に落ち着いて対応し、要所で好守を見せる。

 72分には鈴木はバロンゴ交代。このメンバーチェンジで攻勢を強めた88分、中盤で奪ったパスに反応した松原が敵陣まで攻め込み、中央へ絶妙なスルーパス。これに反応したバロンゴがGKと交錯しそうになりながらも右足で合わせ、冷静にゴールに流し込んだ。

 終盤に必死に追い上げたSTVVだが、後半アディショナルタイムにループシュートを決められ、1-3でホームのアンデルレヒトが勝利。STVVは好機も創出していただけに、退場者が響いた悔しい敗戦となった。

 次節は8月24日、ホームに第3節オーステンデを迎える。。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 

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