ヴィッセル神戸がベジクタシュの現役セルビア代表MFを獲得か!? トルコ紙が「クラブ間合意」と報じる

2020年08月17日 サッカーダイジェストWeb編集部

かつては香川とポジション争いも

経験豊富な実力派MFリャイッチが神戸に電撃加入する!? (C)Getty Images

 またひとり、神戸に実力派のスター助っ人がやってくるかもしれない。

 現地時間8月15日、日刊紙『Fotomac』をはじめとする複数のトルコ・メディアによれば、ベジクタシュに所属するセルビア代表FWアデム・リャイッチのヴィッセル神戸入団が迫っているようだ。

『Fotomac』紙は、神戸がベジクタシュに対して300万ユーロ(約3億6000万円)での獲得を打診と報道。新型コロナウイルスの影響によって苦しい財政状況にある後者とはすでにクラブ間合意済みで、契約成立の行方はリャイッチとの交渉次第だという。

 現在28歳のリャイッチは、セルビアの名門パルチザンでプロキャリアをスタートさせた。その後セリエAのフィオレンティーナやローマ、インテルなど名だたる強豪クラブでプレーし、2018年8月にベシクタシュへ期限付きで加入。冬に移籍してきた香川真司とポジション争いをした選手として、覚えているファンも少なくないだろう。シーズン終了後には650万ユーロ(約8億2000万円)で完全移籍を果たした。
 2019-20シーズンは公式戦29試合で7ゴール・7アシストと上々の戦績をマーク。セルビア代表としても44キャップを数えるなど、確かな実績を持つ選手であることに疑いの余地はない。

 今シーズンのJリーグで首位・川崎フロンターレから15ポイント差の9位といまひとつ調子の上がらない神戸。国際経験も豊富なアタッカーを手中に収められれば、チームの起爆剤にもなり得るが、はたして――。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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