【J1】川崎が9連勝で首位をがっちりキープ! 3発快勝のC大阪が2位、上位対決に競り勝ったFC東京が4位に浮上!

2020年08月15日 サッカーダイジェストWeb編集部

セレッソがじわりと首位・川崎を追走!

C大阪に勢いをもたらす先制弾を挙げたB・メンデス。西川のプロ初ゴールなど、柏を相手に3発快勝を飾った。写真:田中研治

 J1リーグは8月15日、全国各地で第10節の7試合を開催。単独トップを走る川崎フロンターレが、今節もしっかりと勝点3を積み上げて首位を堅持した。

 北海道コンサドーレ札幌のホーム・札幌ドームに乗り込んだ川崎は、35分の車屋紳太郎の先制点を皮切りに、後半から攻撃陣が躍動。ハーフタイムに投入された三笘薫が公式戦4戦連発となる追加点を挙げると、その5分後にレアンドロ・ダミアン、さらに63分にまたしても三笘が得点。79分に1点を返されたが、途中出場の小林悠が87分、90+5分と2ゴールを重ね、6-1の圧倒的なスコアで完勝を収めた。9連勝で勝点を28に伸ばし、首位を独走している。

 前節3位のセレッソ大阪は、アウェーで5位の柏レイソルと激突。開始わずか5分にブルーノ・メンデスの公式戦2戦連続ゴールで幸先よく先制すると、55分にも清武弘嗣のFKが相手のオウンゴールを誘発し追加点。さらに87分には西川潤が記念すべきプロ初ゴールを挙げ、その1分後に失点したものの試合終了までリードを保ったC大阪が3-1の快勝を飾り、順位を2位に上げた。

 1試合未消化ながら4位につける名古屋グランパスは、6位・FC東京との上位対決に挑んだ。敵陣深くでパスを回し攻勢を強めたものの、33分にカウンターからレアンドロに先制点を奪われ、最後まで追いつけずに0-1の敗戦。名古屋が5位に後退し、FC東京が4位に浮上した。

 前節6失点の大敗を喫し、悪い流れを断ち切りたい浦和レッズは、ホームにサンフレッチェ広島を迎えた。開始5分にレオナルドの今季7ゴール目で先制すると、強固な守備で相手を寄せ付けず、1-0で3試合ぶりの勝ち星。勝点を17に積み上げている。

 そのほか、リーグ5連敗中の横浜FCは湘南ベルマーレから前半のうちに大量4得点をもぎ取り、4-2の勝利。久々の白星で15位に浮上した。勝点1差で並ぶ13位・ベガルタ仙台と14位・清水エスパルスの一戦は、両者ともに最後まで1点が遠く、スコアレスドローで痛み分け。また大分トリニータは、昨季J1王者の横浜F・マリノスを相手に1-0で勝ち切り、勝点を10に伸ばしている。

※順位はすべて8月15日時点

 J1は16日に10節の残る1試合、鹿島アントラーズ対ヴィッセル神戸(18時30分/カシマ)が行なわれる。
 

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