「ホンダとのプレーは本当に幸せ」ボタフォゴの“新・大物助っ人”が本田圭佑との共闘に大興奮

2020年08月15日 サッカーダイジェストWeb編集部

偉大な名手のいたボタフォゴでの挑戦

ボタフォゴへの入団が決まったカルー(左)は、本田(右)との共闘にやる気を漲らせた。 (C) Getty Images

 アフリカ・サッカー界の名手の"サッカー王国"での挑戦が始まろうとしている。

 現地時間8月13日、ブラジル・メディア『Globo』のインタビューで、今夏にボタフォゴへの移籍が決まった元コートジボワール代表FWのサロモン・カルーが登場。キャリア初となる南米でのプレーに対する想いを語った。

 2003年にオランダの強豪フェイエノールトでプロ生活をスタートさせて以来、チェルシーやヘルタ・ベルリンなど欧州の名門クラブでプレーしてきた35歳は、キャリアの晩年でブラジル行きを決断した理由を次のように明かした。

「僕がボタフォゴでのプレーを選んだのは、何よりもファンたちが大きな関心を見せてくれたからさ。ボタフォゴはブラジルで最大のクラブのひとつだし、ここでプレーするのは名誉なことだ。僕のキャリアというケーキにイチゴを乗せるような出来事になると思う」
 
 期待に胸を膨らませたカルーは、過去に欧州からボタフォゴへ電撃移籍を果たした元オランダ代表MFクラレンス・セードルフの名を挙げ、自身と重ねた。

「セードルフがプレーしたことは当然、知っているよ。僕はオランダでもプレーしていたから、彼のことはよく知っているんだ。彼がこのクラブにいた事実も、僕に関心を寄せてくれた時に大きなモチベーションになった。彼みたいになれればいいね」

 周知の通り、ボタフォゴには今年1月に"大物助っ人"として迎え入れられた日本代表MFの本田圭佑がいる。カルーは、すでにチームキャプテンともなったサムライ戦士との共闘にも胸を高鳴らせている。

「僕らのような、ある特定の選手を雇うことで、他の選手にもクラブに関心を持ってもらうことができると思うよ。僕はホンダと一緒にボタフォゴでプレーするのは幸せなことだと思っている」

 コートジボワール代表として97キャップを記録した名手は、サッカー王国でいかなるパフォーマンスを見せるのか。本田とのコンビネーションも含めて注目だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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