「最高の瞬間があった」香川真司のプレーオフ第1戦をスペイン・メディアが高評価! 一方で決定力に批判も…

2020年08月15日 サッカーダイジェストWeb編集部

サラゴサは数的有利を活かせず

プレーオフ第1戦で86分までプレーした香川。(C)Mutsu FOTOGRAFIA

 現地時間8月13日、香川真司が所属するサラゴサは、1部昇格を懸けたプレーオフ準決勝の第1レグでエルチェと対戦し、0-0のスコアレスドロー。前半に相手に1名退場者を出し、数的有利になりながらも、最後までアウェーゴールを奪うことはできなかった。

 スペイン紙『AS』が「ワトフォードに戻った"得点源"ルイス・スアレスの穴を埋める存在」としてキーマンに指名した香川は、86分までプレー。たびたび好機を演出した。

 現地メディア『ElDesmarque Zaragoza』はその働きぶりを「純粋な献身でチームに貢献していた」とし、「最高の瞬間が何度もあった。必要なときにゲームを引き締め、86分間にわたって、とても積極的だった」と称賛している。

 また、『AS』紙も「全体的に効果的な動きが多かった。チャンスにも何度も絡み、創造的だった」と称えた一方で、「決定機を決め切れなかった」とも指摘している。

 特に、開始6分のシーンだ。敵のゴール前で、クリアボールが運よく香川のもとへこぼれきたが、ダイレクトで狙ったシュートは枠を捉えられず、ゴール左に外れてしまった。

 このシュートについて、同紙は「カガワの大外し!」と嘆き、「 味方からキャンディのような甘いパスが運ばれ、カガワがシュート。サラゴサ最初のチャンスを作ったが、ボールはポスト左にそれた」と伝えている。

 第2レグはサラゴサのホームで16日に行なわれる。香川はチームをプレーオフ決勝に導くことができるだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 

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