鳥栖の選手6名、チームスタッフ3名に新型コロナ陽性反応。15日のリーグ戦については…

2020年08月12日 古沢侑大(サッカーダイジェスト編集部)

金監督を含め、チーム関係者の陽性判定は10名に

会見に臨んだ竹原社長は約1時間にわたって質問に回答した。写真提供:サガン鳥栖

 8月12日、サガン鳥栖は前日に実施した選手・スタッフ89名のPCR検査結果を発表。トップチーム選手6名、トップチームスタッフ3名に新型コロナウイルスの陽性反応が確認されたことを明かした。

 11日には、金明輝監督に陽性判定が出たことを公表しており、今回の結果で、感染したチーム関係者は計10名となった。

 緊急開催された会見で竹原稔社長は、「この度、選手とスタッフに新型コロナウイルスに感染していることが確認されたので、改めてお知らせします。サガン鳥栖サポーターの皆様、フットボールファンの皆様にご迷惑をおかけしたことを心よりお詫び申し上げます」と謝罪した。
 
 さらに「クラブハウスと家以外はどこにも行っていない選手もいる。(感染は)どこで起きてもおかしくはない。今後についてはトップチームの集団練習は考えておらず、(チーム関係者の)不要不急の外出も認めない」予定だと竹原社長は明かしている。

 なお、現時点で陽性判定者以外に体調不良を訴えている関係者はいないという。

 15日(土)のガンバ大阪戦については、「今後、Jリーグと協議したうえで決める」と話すにとどめた。

取材・文●古沢侑大(サッカーダイジェスト編集部)
 
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