「初日の夜から僕に…」新天地デビューを飾った遠藤渓太、ウニオンの同僚が「尋常じゃない」と語ったことは?

2020年08月13日 サッカーダイジェストWeb編集部

7月下旬にドイツに渡り、2週間足らずで練習試合に出場

ヴュルツブルガー(2部)とのテストマッチで先発出場を果たした遠藤。 (C)SOCCER DIGEST

 横浜F・マリノスからブンデスリーガのウニオン・ベルリンに期限付き移籍をした遠藤渓太が、新天地デビューを飾った。

 離日前の試合で太ももを痛めたが、8月11日からチームの集団トレーニングに参加。翌12日に行なわれたヴュルツブルガー(ドイツ2部)とのテストマッチで、いきなり先発を飾っている。

 4-3-3の左ウイングで起用され、前半の45分間のみプレー。得点に繋がりそうな見せ場も作ったが、初ゴールは奪えなかった。試合は2-0でウニオンが勝利を収めている。
 

 早くもドイツでのデビューを飾ったサムライ戦士について、合宿先で同部屋になったという同僚クリストファー・レンツが、現地紙『BILD』にあるエピソードを明かしている。

「本当はケイタのアパート探しを手伝おうとしたんだけど、時間が足りなかった。ただ、飢え死にしないように、近所のアジア料理のレストランをいくつか教えたよ。ドイツと日本の食事は全然違うだろうから。お腹が空くのはつらいしね。

 それにしても、ケイタは信じられないほどドイツ語を学ぼうとする意欲が強いんだ。尋常じゃない。とにかく早く学びたいからって、部屋にきた初日の夜から、僕に単語を聞いては、すぐにiPadを使って勉強していたくらいだよ」

 ブンデスリーガは9月18日の開幕を予定。ウニオン・ベルリンは、初戦でアウクスブルクとの対戦が決まっている。22歳の若武者は、開幕スタメンの座を勝ち取れるだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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