「なぜサッカー選手を続けている?」英識者が自由奔放すぎるベイルに辛辣批判!「嫌われるのは当然だ」

2020年08月11日 サッカーダイジェストWeb編集部

マンC戦の真裏で趣味のゴルフを楽しむ

マドリーで完全に孤立しているベイルに英国では批判的な見方が強まっている。 (C) Getty Images

 去就が不透明なウェールズの至宝に非難の声が集まり続けている。レアル・マドリーに所属するガレス・ベイルだ。

 以前から去就が取り沙汰されるベイルは、去る8月7日に開催されたマンチェスター・シティとのチャンピオンズ・リーグのラウンド・オブ16の第2レグを招集拒否して欠場。だが、試合当日にはマドリードで趣味のゴルフに興じているところをすっぱ抜かれて、周囲を呆れかえらせている。

 中断明けに2試合(100分)しか出場機会を得られずにシーズンの幕を下ろし、今後もマドリーに居場所はないと考えられている31歳のウェールズ代表だが、代理人を介して2022年6月までの契約を全うする意思を公表。あくまで週給60万ユーロの高給を手にし続けるプランを明確にしている。

 選手としてのキャリアを考えれば、現状は芳しくない。それでも奔放に振る舞い続けるベイルに苦言を呈する識者は少なくない。元クリスタル・パレスのオーナーであるサイモン・ジョーダンは、自身が司会を務める英国のスポーツ専門放送局『talk SPORT』の番組内で、「なぜサッカー選手を続けているのだろうか」と辛辣な意見を口にした。
 
「ベイルはプレーしたくもないのになんでサッカー選手を続けているのだろう。不思議で仕方がない。彼はずば抜けた能力を持っていて、明らかにトッププレーヤーだ。それなのになぜ、マドリーに固執して、プレーをしようとしないんだ」

 厳しい言葉を投げかけたジョーダンは、ベイルがマドリーのファンから嫌われていることを強調しつつ、「退団をすべきだ」と主張した。

「ベイルは、以前にポッドキャスト番組でマドリー・ファンからブーイングを受けることに愚痴をこぼしていたが、それは現状を考えれば、当然だろう。怪我を重ねて戦力になりきれず、スペイン語をしゃべろうともせず、ゴルフばっかりやってるんだからね。確かにビッグゲームで活躍した時もあったが、ファンとの信頼関係は破綻している。もはや、あそこに留まる理由はないと思う」

 いまや完全にマドリーの"厄介者"と化したベイルは、契約全うの考えを改め、再起をかけて、新天地を模索するだろうか――。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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