徳島がMF藤原志龍の新型コロナ陽性を報告。クラブ内に“濃厚接触者”が2名「リスクはどこにでも潜んでいる…」

2020年08月06日 サッカーダイジェストWeb編集部

新たに選手・チーム関係者50名を対象にPCR検査を実施

徳島がMF藤原の新型コロナウイルス感染確認を報告した。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 J2徳島ヴォルティスは8月6日、クラブ公式サイトにてMF藤原志龍に新型コロナウイルス感染症の陽性反応が確認されたことを報告した。

 クラブによると藤原は、2日に体調の不良を訴え38.0℃の発熱があることを確認。翌日に保健所の指導のもとクラブ独自のPCR検査を実施した結果、陽性であるとの判定を受けた。

 現在、同選手の症状は安定しており、今後は病院にて経過観察をおこなう見込み。感染経路は不明なものの、直近2週間の行動履歴は、練習以外、自治体等から発せられる懸念先への行動は無かった。

 ただクラブ内に「濃厚接触者」が2名いると発表されており、このふたりに関しては現在管轄保健所にてPCR検査等の対応を受けるとともに、健康観察を行なっているという。
 
 今後の対応としては、本日6日にチームの安全を担保するため、新たに選手・チーム関係者50名を対象にPCR検査を実施。検査結果については、判明次第公表するとしている。

 クラブ代表取締役社長の岸田一宏氏がコメントを発表し、「このたびはファン・サポーターの皆さま、関係者の皆さまに多大なるご心配をお掛けする状況となりましたことを、心よりお詫び申し上げます」と謝罪している。

 また、「新型コロナウイルス感染予防対策に留意してきた中での罹患となり、あらためて感染リスクはどこにでも潜んでいると強く実感しています」とし、「今後は、新型コロナウイルス感染症対策を強化し、選手・スタッフ・関係者全員に再度周知、徹底を図ってまいります」とさらなる対策強化に努める方針だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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