「まもなく合意に…」C大阪のルーキー西川潤がフランスの名門リールへ? 加入1年目はベルギーで武者修行か

2020年08月04日 サッカーダイジェストWeb編集部

仏移籍情報サイトが報道

7月5日に故障が発表され、現在は戦列を離れている西川。 写真:徳原隆元

 セレッソ大阪に所属する西川潤が、リーグ・アンのリールへ移籍する可能性が高まっているようだ。フランスの移籍情報サイト『le10sport』が報じている。

 同メディアは現地時間8月3日、「潜在能力の高い選手をキャッチアップする能力に長けたクラブは、日本の優秀な若手の情報をいち早く得ている」とし、西川の獲得について次のように伝えた。

「リールは来シーズンに向けて、ベジクタシュからブレン・ユフマズ、アヤックスからスベン・ボトマンの獲得を発表した。これに日本人の若きアタッカーが続く可能性がある。

 ニシカワは、前回のU-20ワールドカップの活躍で、このクラブに目を付けられた。我々の調べでは、現在は移籍に向けて具体的な話し合いが行なわれている最中だが、まもなく合意に達する可能性が高い。移籍金は250万ユーロ(約3億1250万円)前後になる見通しだ」

 また、「1年目はヨーロッパでの経験を積むため、(リール傘下であるベルギーの)ムスクロンに1シーズン貸し出される可能性がある」という。

 18歳の西川は、桐光学園高校在籍時にC大阪でJデビューを飾り、今シーズンにプロ1年目を迎えたルーキーだ。来夏に延期された東京五輪候補のひとりで、久保建英(レアル・マドリー)、菅原由勢(AZ)らと同世代となる。

 過去3度のリーグ制覇を誇る名門リールは、19-20シーズンのリーグ・アンを4位で終え、来シーズンのヨーロッパリーグ出場権を獲得している。日本が誇る超逸材が海外へ旅立つのか。その動向に注目が集まる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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