JFL東京武蔵野シティFCがJリーグ百年構想クラブから脱退「今後の運営を安定的に継続していくためには…」

2020年08月03日 サッカーダイジェストWeb編集部

4年前に認定されたものの7月31日をもって脱退することに

Jリーグは東京武蔵野シティFCの百年構想クラブからの脱退を承認。(C) J.LEAGUE PHOTOS

 Jリーグは8月3日、東京武蔵野シティFCがJリーグ百年構想クラブから脱退することを承認したと発表した。脱退日は2020年7月31日とされている。

 東京武蔵野シティFCは、東京都武蔵野市をホームタウンとする日本フットボールリーグ(JFL)に所属するサッカークラブで、2015年11月に将来的なJリーグ入りを視野に百年構想クラブに申請。翌16年2月に同クラブに認定されていた。

 脱退の理由としては、「地域に根ざし社会に貢献するサッカークラブという原点に立ち返り、今後の運営を安定的に継続していくためには 現状の経営体制を一新すべきと判断し、アマチュアクラブとしてよりスポーツの活動を通して地域社会へ貢献して いくという同じ理念をもった一般社団法人横河武蔵野スポーツクラブに事業移管する事を決断したため」と発表されている。

 東京武蔵野シティFCは今後、横河電機の社内同好会から総合型地域スポーツクラブを目指す一般社団法人として設立された「横河武蔵野スポーツクラブ」の一クラブとして運営されることとなる。Jリーグ百年構想クラブ規程第8条では、百年構想クラブから脱退した場合は、脱退した日から最低2年間は百年構想クラブに申請することができないとされている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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