【J1採点&寸評】札幌2-3神戸|守備範囲、判断、精度――。レベルの違いを見せつけた“鉄人”をMOMに!

2020年08月02日 サッカーダイジェストWeb編集部

札幌――機動性のある選手を前線に並べる策は途中まで機能も…

【警告】札幌=なし 神戸=飯倉(58分)
【退場】札幌=なし 神戸=なし
【MAN OF THE MATCH】山口蛍(神戸)

[J1リーグ8節]札幌2-3神戸/8月2日/札幌ドーム

【チーム採点・寸評】
札幌 6
前節同様にモビリティのある選手を前方に並べ、相手をボールサイドに追い込んで奪い取る守備が途中までは機能。ただし、疲れが見えてからは相手に自由を与えてしまい、オープンな展開に持ち込まれ、個の差が出た。

【札幌|採点・寸評】
GK
1 菅野孝憲 6
悪いプレーを見せていたわけではないが、結果として3失点。ロングキックからチャンスメイクをする点では飯倉に差を見せつけられた。

DF
3 進藤亮佑 6(86分OUT)
目立った働きがあったわけではないが、効率的な動きを見せ、安定感のあるプレーぶりだった。

32 田中駿汰 6
その後の展開が予測できた場面では、好守を見せていたものの、一気に攻守が入れ替わった場面では慌ててしまった。

31 高嶺朋樹 6
最終ラインから巧みに動き出し、相手の嫌がるポジションでパスを受け、さらに出し手としても起点を担った。
 
MF
7 ルーカス・フェルナンデス 5.5
試合終盤には敵陣深くまで入り込んでいたが、それまでの時間帯では酒井に簡単に封じられていた。

4 菅 大輝 6(79分OUT)
高いエリアまで駆け上がるスプリント力とスタミナは素晴らしい。継続することで結実するように感じる。

8 深井一希 6.5(79分OUT)
グラウンダー、ハイボール問わず、パスコースを消すだけでなく、そこを通過するボールもしっかりと跳ね返していた。

14 駒井善成 6
相手の守備ラインと積極的に駆け引きをしながら攻め込んだが、あと一歩、精度と連係が足りていなかった。

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