「慣れるには時間がかかるだろうが…」ドイツ入りした遠藤渓太について、ウニオン・ベルリン指揮官が言及!

2020年08月02日 サッカーダイジェストWeb編集部

ベルリン到着日にクラブSNSが密着!

ドイツへ到着した遠藤。初の海外挑戦がスタートする。(C)Getty Images

 横浜F・マリノスからブンデスリーガのウニオン・ベルリンに期限付き移籍が発表された遠藤渓太が、現地時間7月31日に現地に入った。クラブの公式ツイッターが報告している。

「おはよう、ウニオンサポーターの皆さん」という一文とともに、ベルリンの国際空港に到着した遠藤の様子を動画でアップ。照れ臭そうにカメラに手を振り、ドイツ語で「僕の名前はケイタ・エンドウです」と語るシーンも収められている。

 その後、クラブハウスに移動したようだ。2時間後には再び公式ツイッターに遠藤が登場。今度はウニオンの赤いシャツを着用し、練習グラウンドに到着した姿が投稿されている。この日は参加しなかったものの、トレーニングの様子を見学したとみられる。

 2017年にプレーした内田篤人(現・鹿島)以来となる日本人選手の加入に、サポーターからは、「日本人さんいらっしゃい!」、「頑張って!」、「ようこそベルリンへ」といったコメントが。なかには日本語のメッセージもあった。

 現地紙『Berliner Zeitung』によれば、クラブのスポーツディレクターを務めるオリバー・リューナート氏は「我々はケイタ・エンドウを長く観察してきた。良い素質を持ち、スピードとテクニックでチームを助けるだろう、興味深い選手だ」とコメントし、期待を寄せた。

 また、ウルス・フィッシャー監督は「彼にとって(ドイツ)は全く新しい文化だ。慣れるのに時間がかかるだろうが、我々は協力を惜しまないし、まずは彼をトレーニングや試合で見て考えたい。もしかしたら、右サイドでのプレーも選択肢に入るかもしれない」と語ったという。

 来年に予定されている東京五輪の候補でもある遠藤。初の海外挑戦で、どんな足跡を残せるだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【写真】ウニオン・ベルリンの練習場に到着!赤いシャツを纏った遠藤の姿はこちら

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