エヴェラウドが圧巻のハットトリックを達成! 鹿島が大分に盤石の勝点3

2020年08月01日 サッカーダイジェスト編集部

序盤に先制を許した鹿島だが、前半のうちに逆転に成功

エヴェラウド(9番)のハットトリックなどで鹿島が大分に完勝を収めた。(C)J.LEAGUE PHOTOS

[J1第8節]大分1-4鹿島/8月1日/昭和電ド

 12位の大分と17位タイの鹿島の一戦は、4-1のスコアで鹿島が勝利を収めた。

 大分の布陣は3-4-2-1。GKは高木、3バックは右から小出、鈴木、三竿雄、ダブルボランチは島川と長谷川、右ワイドに岩田、左ワイドに香川、2シャドーは田中達と高澤、CFに知念。

 鹿島の布陣は4-4-1-1。GKは曽ケ端、4バックは右から広瀬、犬飼、町田、永戸、ダブルボランチはL・シルバと三竿健、2列目は右に土居、左に和泉、セカンドトップに遠藤、CFはエヴェラウド。

 試合はいきなり動く。6分、敵陣中央でキープした高澤が思い切って左足を振り抜くと、アウト気味にかかったシュートがネットを揺さぶり、大分が幸先良く先制する。ホームチームはその後もCKから惜しい場面を演出。良い流れを作っていたが、一瞬のミスで失点。15分、不用意なバックパスをエヴェラウドに拾われ、そのまま同点弾を決められる。

 試合を振り出しに戻した鹿島は24分に遠藤が決定機を迎えるが、これは枠を捉え切れず。徐々にボールを握る時間帯も増え、テンポ良くつなぎながら相手を押し込んでいく。40分にはPKのチャンスを得ると、これをエヴェラウドがきっちりと沈めて逆転に成功。鹿島リードの2-1で前半を折り返す。
 
 後半も鹿島が優位にゲームを進め、55分にチーム3点目が決まる。右サイドの崩しから、最後はエヴェラウドがこの日、ハットトリックとなるゴールを流し込む。守備では、町田やL・シルバらが集中力の高いプレーを見せ、大分の反撃を確実に撥ね返していく。

 終盤もアウェーチームは隙のないゲーム運びで時計の針を進め、最後に途中出場の伊藤も1得点。4-1で鹿島が大分から勝点3を掴み取った。

構成●サッカーダイジェスト編集部

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